検索窓
今日:64 hit、昨日:21 hit、合計:303,776 hit

119 ページ24

良平side








良平「!」







居間で台本のチェックをしている時ふとAの叫び声が聞こえた気がして顔をあげた








江口「どうかしました?」


良平「あ、いや…なんか今Aの声聞こえなかったか?」


西山「そうですか?」








えぐ達には聞こえてないのか
俺の気のせいか…?
そういえばさっきからAの姿を見ていない


その時たまたまやってきた香織が目に入って声をかえた









良平「なあ、A見てないか?」


香織「えっ?見てないよ?」


良平「そっか…」









念の為電話を掛けてみたけど留守電に繋がるだけだった
何となく嫌な予感がしてAの部屋を見に行こうとした時梅ちゃんと出くわして俺を見るなり不思議な顔をしていた









梅原「良平さん、Aといるんじゃ…?」


良平「え?」


梅原「15分前くらいにAが外に行くの見て声掛けたら良平さんに呼ばれたって」


良平「俺呼んでないけど…」


梅原「でもあいつ良平さんが待ってるから急ぐってて」








どういう事だ?
Aを呼び出してなんていないし、そもそもこんな時間に真っ暗な外に呼び出すなんて有り得ないだろ


その時梅ちゃんが「まさか…」と言うような顔をすると香織の腕を強く掴みあげた









梅原「あいつに何か言っただろ」


香織「痛い…っ」


梅原「何言ったんだよ!」


西山「梅ちゃん落ち着いて!とりあえず離してあげよう?」








宏太朗の言葉に乱暴に腕を離すと香織はカタカタと震えていた
どういう事だよ…









良平「香織…Aに何か言ったのか…?」


香織「…」


良平「香織!」








黙り混んだままの彼女を見て信じたい気持ちとAが心配で不安な気持ちが葛藤して声をあげるとビクッと肩をあげてゆっくりと口を開いた









香織「…良平くんが話したい事あるから最初に撮影した場所で待ってるって言ってたよって…」









その言葉を聞いた瞬間外へ走り出した








.

120→←118



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (220 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1023人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 木村良平
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

はっとり(プロフ) - 葉月さん» 葉月様、コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!これからもよろしくお願い致します! (2021年3月25日 15時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - サチさん» サチ様、コメントありがとうございます!そう言って頂けて何よりです(T_T)本当にありがとうございます!これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します! (2021年3月23日 23時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - キュンキュンのオンパレードで悶え死にました。語彙力どっか行った(あ、いつもなかったわw)もうほんと無理、最高すぎて心臓がもたないです(/ω\*)ありがとうございます!!(?) (2021年3月23日 22時) (レス) id: 0f0e3cb25d (このIDを非表示/違反報告)
サチ - 続投すみません。かなり大変かと思いますが、頑張って下さい!この続きも楽しみにしています! (2021年3月23日 22時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
サチ - お疲れ様!はぁ…もう最高です(//∇//)なんどキュン死したことか…本当にこの2人が元に戻って良かったです(泣)いつも思うんですが、本当に素敵な作品を作られると思います!何作が同時進行されているのに、どれもちゃんと違っていてキュンキュンするし… (2021年3月23日 22時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はっとり | 作成日時:2021年3月3日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。