Ｎｏ．８ ページ8
１０歳
私はとどろんと遊んでいたけど、途中でとどろんが怒って帰ってしまった
私は１人で家に帰るハメとなった
そんな時出会ったのが…彼だ
A「お兄さん、何でフードをそんな深く被ってんですか？」
この時何故か気になったのだ
どう見たって不審者に見える
なのにも関わらず私は彼に声をかけた
「あ？」
A「もしかして最近出ている不審者ですか、お兄さん」
「何このガキ」
A「不審者を見たら１１０番って言われていますからね」
「こんな見た目だからって勝手に不審者扱いすんなよ、ガキ」
A「じゃあもっとしっかりするべきだと思いすよ」
「つか不審者に見える奴に声掛けるか？お前怖くないの？」
A「怖かったら話しかけませんけど？」
「…お前名前は？」
A「やはり不審者ですか？それとも誘拐犯？」
「どうだろうなぁ…けど１つ言えるのはお前を少し気に入ったって事だけだ」
A「…やはり１１０番ですね」
「出来るもんならやってみろよ」
A「うーん…あまり悪そうなお兄さんには見えないですね
お兄さん、フードとって普通に生活した方がいいですよ」
するとお兄さんはフードを取った
「これでもか？」
A「うん、取った方がいいですよ」
「…お前変わってるな、本当に」
A「そうかも…みんなこの世界の人はヒーローに憧れてる
けど私はそんなの興味ないんですよね」
「へぇ…ますます興味出た、おいでよ」
A「はい？」
「お前が欲しくなった、おいで」
A「お兄さん、ロリコンだったんですか？」
「違う…チッ面倒だ、なら後５年くらいは…」
A「お兄さん、私の目を見て下さい」
「はぁ…？」
私は眼鏡を外して彼の目を見た
そしてお兄さん石となり、私はその場を急いで離れた
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