Ｎｏ．３７ ページ37
あれ？
今日はやけに正門が騒がしいな
A「何かあったのかな？」
轟「あれは…」
いっぱい人がいる
その中でカメラとかマイクとか持ってる人が…
「君たち！雄英の子たちだよね！？」
A「え？あぁ、はい」
「オールマイトの授業はどんな感じですか！？」
A「え？オールマイト？」
「はい！！」
あ、この人たち記者か
オールマイトが教師になったからそれで取材に…
人気者って大変だな
A「別にどんなって…まぁ、普通じゃないのか？ねぇ、とどろん」
轟「あぁ」
「普通って！？具体的には！？」
A「え？普通は普通ですよ、ねぇ、とどろん」
轟「あぁ」
「君達は恋人！？」
A「え？いきなり何の質問！？」
轟「そうだ」
「おぉ！！」
A「いや違うから！」
「え？？」
轟「…。」
A「もう！行こう！私たちはただの幼なじみですー！！」
わたしはとどろんの背中を押して学校の中に入っていった
まったくプライバシーの侵害だよ
轟「…。」
A「どうしたの、とどろん？
あ、あぁいうの苦手だもんね！
大丈夫？少し保健室で休もうか？」
轟「いや、いい(俺の気持ちはいつになったら気付くのか、こいつは)」
A「そう？」
こりゃオールマイトも毎日大変なんだろうな
そしてここの先生たちも
有名になるとこうなるのか
もしとどろんがヒーローになって有名になったらこうなるのかな？
嬉しいけどなんか複雑
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