Ｎｏ．４ ページ4
「石屑ー」
A「ん？」
「呼び出し、いつもの所にって言われたんだけど…」
A「あー、うん、ありがとう」
「うーん…」
「どうした？」
「いや、石屑って見た目綺麗だよな」
「あぁ、確かに」
「けど少し苦手なタイプなのがショック」
「確かに話さないもんなー…つか
「だなぁ」
また呼び出しか
いつも行かなきゃいけないから面倒なんだよね
「あっ、やっと来た」
「遅いんだけど」
A「…はぁ」
「はぁ！？ため息とかつくなし！！」
「ったくマジムカつく」
A「それで何の用なの？」
「はぁ？分かってんでしょ？いい加減離れろよ！轟くんと！！」
出た、またかぁ
とどろん人気あるからこうやって嫉妬する人多いんだよ
「おい！聞いてんのかよ！！」
A「あ、うん、ごめんね。無理。」
「はぁ！！？」
A「だって仲悪くもないのに離れるのおかしいじゃん
それに私ととどろん幼馴染だし、君らには関係なくない？」
「あぁーーっ！！もうっ！！マジイラつく！！いいから早く離れろや！！」((ﾄﾞﾝｯ
A：！！
肩を押されて尻餅をつく
いたた…本当にもうやめてほしいな
いちいち面倒なんだって
A「はぁ…あのさ…あっ」
目の前を見ると２人の子が石になっていた
まさか……やっぱり
A「眼鏡外れた」
さっき押された時にメガネも飛んだか
これは私の個性
"裸眼"で人の目を見たらその相手が石化する
つまり私と目が合うとその人は石化する
だから普段はメガネを掛けている
まったく…この人たちも学習しないな
何度目だよ
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