Ｎｏ．３２ ページ32
とどろんと同じチームとはいえ何しないと怒られちゃうよね
でも私にどうしろと言うのかね
粉々にする力か相手を動けなくする個性しか持ってませんよ？
轟「すぐ終わらせられるがそれじゃ意味がない」
A「え？何で？すぐ終わるなら終わらせてよ」
轟「お前もやらなきゃ評価にならねぇだろ」
A「別にとどろんがやれば…」
轟「A、メガネを取れ」
A「え？でもそれじゃとどろんも見えないよ？」
轟「(それは残念な事だが)お前を見た奴は石にされんだろ？それで手を打つ」
A「でもこのビル壊しても良くない？」
轟「核兵器も壊れるだろうが」
A「あ、そうか…うーん…分かった、とどろんの作戦に任せるわ」
私はメガネを取って核兵器を探しに行く
さっきの試合を見ている限り
どちらかは核兵器側に居るはずだよね
けど思うんだけどさ、相手側には透明人間になれる葉隠さんがいるのだけれどその彼女に私の個性が通じるのか？
私は見えてないけど…でもまぁ相手が見たら石化するし…
サッ＿
A「…。」
１つの物音で状況が変わる
多分このエリアに彼女はいる＿
A「はーがくれさーん」
葉隠「(え！？何でバレた！？で、でもわざとかもしれないし…)」
A「透明人間っていいなぁ、全然見えないよー…私の目がもっと良ければなぁ」
葉隠「(やっぱり気付いてない！向きは正面だけどこのまま行けば確保出来る！！)」
A「うーん…やっぱり上の階かな？」
葉隠「(それにしても何でジャージなんだろ？それにメガネ外して…)」('ﾋﾟｷｯ
突然石化した葉隠さんが現れた
A「わぁ！？け、結構近くにいた…」
つかこんなの見せていいのかな？だって彼女裸だったから、その…裸体が…
うん、ジャージ被せておこう
流石に可哀想だもんね
A「さて１人は行けたからもう１人はとどろんがやってよね」
私は休憩して…
轟『A、どうだ』
A「あぁ、葉隠さん石にした」
轟『そうか、ならお前は外に出てろ』
A「ん、分かった」
私はとどろんの指示の通り外に出た
その瞬間ビルごと凍ったのだ
とどろん、本当に１人で出来たやん
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