【黒バス×ハイキュー】君を見付けたあの日 俺は恋に落ちていた ５ 【黄瀬涼太】

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青峰side









練習が始まる前


向こうで騒ぎがあった


気になってたまたま会ったこいつらと見に行った


そこには赤司とバレー部のヤツらと灰崎の妹の姿があった


まったく…またやってんのかよ赤司


どうしてこいつに拘るんだよ


どうせ…









A「どうして…どうしてそう勝手なの！？

世界があなたで回ってる訳じゃない！！

あなたにはあなたの都合があるけれども

私には私の都合がある！！

あなたの都合で私の人生を動かす義理はない！！

あなたがどんなに偉い人でも許せない事くらいある！！

今のあなたの行いは立派な犯罪でもある

ふざけるのも大概にして…

こんなのあなた…赤司なんかじゃない！！

あの時の…優しかったあなたに戻って下さいよ！！」



青峰：！！









俺はこいつを見て思い出した


こいつ…灰崎Aは黄瀬の元カノだ


それで俺が部活を抜け出した後


心配した俺に声を掛けたあの時の…


昔こいつ(黄瀬)が言ってた









黄瀬『Aは可愛いだけじゃなく優しいスよ！！』


青峰『AAうっせぇーよ！』


黄瀬『何たっていつも自分より俺を優先しちゃうんスよー！？』


青峰『だからうっせぇーよ！！自慢話しなんか聞きたくもねぇーよ！！』


黄瀬『えー？もっと俺のAの良さを…』









そう…言ってた


あの時も俺の事が心配で話し掛けてきた


けどあん時の俺は何もかも見えてなくてどうでも良かった


今思うとあいつは本当に気遣いがよくて…


まったく…お人好しっつぅーか…


だから思ったんだ


あの時の態度を謝りたい…って訳じゃねぇーけど


だかこそ俺は…









青峰「俺はお前に少し恩がある…だから俺はお前につく」


A「青峰くん…」


青峰「もういい加減にしろ、赤司

こいつはお前のモンじゃねぇーだろ

そんな事でうだうだしてんならバスケでしてろ」

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