６：正門 ページ6
ついに雄英高校に来た
本当にデカいなぁ
ここにプロヒーローがたくさんいる
必ずお前なら裏を取ってやる
そして私たちが正しいと思わせてやる
轟「顔怖いぞ」
A「え？」
轟「緊張してるのか？」
A「してないし」
轟「無理もないだろ」
A「だから違うって」
でもまぁ、間違ってないか
これからこの世界が壊れるのかと思うとニヤけてしまう
こんな世界なんて要らない
世界を壊して私と彼が幸せな時間があればそれだけでいい
轟「着いたぞ」
A：！！
ここが雄英高校
ヒーローになる為の…
腐った奴らを産む場所_____
轟「どうした？行かないのか？」
A「行くよ」
私は雄英高校へ足を踏み入れた
__________
轟「お前は普通科だったよな」
A「うん、焦凍はヒーロー科だよね」
轟「何かあればすぐ来い」
A「何もないよ」
轟「知ってるか？普通科でも見せ場を作ればヒーロー科に編入出来るらしい」
A「やめてよ、行きたくない」
轟「ヒーロー科に入りたいから入ったんじゃないのか？」
A「最終的にはそうだけどさ…」
ヒーロー科は別に構わない
だっているもん
確かに最終的には私もヒーロー科に入り、あいつらの動きを見たい
そして今後ヒーローになる奴を近くで見てみたい
轟「俺はＡ組か…お前は？」
A「私はD組だ」
轟「ヒーローと普通科以外にもいろいろあんのな」
A「この世界にヒーローは必要だからね
それをサポートする人も必要だ…その人材も欲しいんでしょ」
そうヒーローがいるから
本当に悪さしたい人
目立ちたい人…いろいろいる
でもそんな奴らと同じにされたくない
轟「じゃあ俺はこっちだから」
A「うん、じゃあね」
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