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１：私の物語 ページ1
『大丈夫、俺がお前を守る！』
A：ハッ
またあの時の夢だ
最近見なかったのに
時計を見ると時刻は５時前
起きるにはまだ早かった
A「仕方がない…」
起き上がって窓を開ける
A「まぶしっ」
陽が眩しい…
「もう起きたのか」
A「えぇ」
「今日か」
A「うん」
今日、私は高校へ入学する
雄英高校(学校説明)
「分かってるな」
A「えぇ、分かってる…その為に私はここに入るんだから」
私はヒーローが嫌いだ
だからこそ彼と手を組んだ
彼との出会いは１１歳の時だった
私の家は５人家族だった
主婦の母、プロヒーローの父、新人プロヒーローの兄、４つ上の姉
父がプロヒーローだった事もあった為、私たちの家庭は少し違った
父はよく私たちにヒーローになれと言っていた
だがある事件によってそこから変わってしまった
その事件により兄が亡くなり、母が動けない体になった
兄の葬式の日に彼と会ったのだ
敵の名は死柄木弔
彼は私に言ってくれた
『この腐った世界を変えてみたいか』と
彼の姿は輝いて見えた
私はヒーローが嫌いだ
だからこそ彼の手を取った
この物語は私が彼と共に世界を変える話だ
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