第109話「目の前の世界」 ページ9
『わーー!可愛い!姉ちゃんありがとう!!
ふふっ、姉ちゃんが作る花のかんむり大好き!!
え?だっていつも鶴子の為に作ってくれるでしょ?
これは鶴子だけのかむんりだもん!
世界に一つしかない鶴子のかんむり!!
ふふっ、今日も母ちゃんと兄ちゃんに自慢しよ!
ううん!自慢するもんね!
そうだ!今度は鶴子が姉ちゃんの分作ってあげる!
だから鶴子に教えて!今度は鶴子が姉ちゃんに姉ちゃんしか持ってない花のかんむり作るから!!』
_____
A「鶴子っ!!」((ハッ!!
気を失っていた!?
そうだ、いきなり目の前が真っ暗になって…
A「……え?」
な、なんだこれは…
目の前に広がる光景
さっきまであった建物が全て壊れて火の海になっていた
私でも鶴子でもない
まさか宇髄さんたちが相手している鬼が…!?
A「鶴子……っ」
ここに居ないということはきっと離れてしまったという事
鬼だからこそ分かる
このくらいでは鶴子も私も死なない
鶴子を探したい
けど今は周りの人、そして宇髄さんやみんながどうしてるか確認したい
A「…ごめん、鶴子」
絶対後から見つけるから
だから今はまだ待っててくれ
必ず姉ちゃんが助けるから
私はその場から去って宇髄さんたちを探しに行った
__________
「竈門、鶴子…竈門Aの…妹…それが…私…?((ズキンッ…っ…違う、私は…」
__________
運命は残酷だ
けどここはそういう世界なのだ
けど私はこれは奇跡なのだとも思っている
鬼にはなってしまったが妹が生きていたのだ
もう二度と同じ過ちはおかさない
必ず姉ちゃんが救うから
それまで待ってて
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はっち(プロフ) - ノノさん» コメントありがとうございます!更新遅くなる可能性がありますがお待ち下さい(*'ω'*) (6月2日 23時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
ノノ - 楽しみにしています(^-^) (6月2日 15時) (レス) id: 8226e604cb (このIDを非表示/違反報告)
はっち(プロフ) - 夜空ゆーたおさん» ありがとうございます!更新遅めになる時がありますがお待ちください(*^^*) (5月24日 8時) (レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみです!! (5月23日 22時) (レス) @page21 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
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