【鬼滅の刃】青き継承者 3

第１３４話「目が覚めた先は」 ページ34

時透sied





　「と…とぅ…きろ…おき…だ…とき…う！！」





　誰かが僕の名前を呼んでる…


　あれ…僕はどうしてたんだっけ…？


　確か…Aと…鬼を…


　あぁ、そうだ、剣が刃こぼれしてきたから刀鍛冶に頼もうとしたんだ


　それから…あれ？それからは…





　「時透！！」


時透：ハッ！！


胡蝶「良かった…起きましたね」


甘露寺「だ、大丈夫！？無一郎くん！？」


時透「僕は…」


煉獄「気絶していただけだ」


時透「気絶…」


胡蝶「先程の事を覚えていますか？」


時透「さっきまで…」




　さっきまで…僕は…戦って…


　そう"A"と一緒に鬼舞辻と戦って…





時透「A…Aは！！？」


煉獄「…っ」


胡蝶：フルフル


甘露寺「ごめんね…私たち…救えなかったっ…」


時透「…。」






　Aが…奪われた…


　あんなに守るって、助けるって言ったのに…


　鬼舞辻無惨は陽の下を歩ける鬼を探してる


　もしAがそうだと知ったらきっと…あいつに…





時透：バッ＿


連絡「ｶﾞｼｯ((待て！！」


時透「離して、下さい…っ」


胡蝶「その傷では殺されるだけですよ」


甘露寺「そうだよ！」


時透「けど、Aがっ…」



　『柱！柱ハ全員産屋敷ヘ！！オ館様ガオ呼ビダ！！』






　上空で鎹鴉が飛んでいる


　お館様が…呼んでる…


　お館…さま…が……





煉獄「時透…？」


時透：フラッ






　バタッ_____





煉獄「時透！！」


胡蝶「出血が多いです、急いで戻って治療を！！」


甘露寺「医療班はまだなのかしら！？」


胡蝶「来てるはずですが戻る方が早い可能性あります」


煉獄「俺が運ぼう！！」


甘露寺「急ぎましょう！」


胡蝶「…っ」

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