１４０：やりたい事 ページ40
さっそく飯田くんが私に向かってきた
すぐ反応しなきゃ！
A「風の精霊…シルフ！！」
ｼﾙﾌ『はいはいーい！待ってました！おっ！相手は委員長くんだね！？』
A「うん…シルフ、お願いがあるの」
ｼﾙﾌ：？？
A「今回の戦いで私はある事に挑戦したい
その為にはあなたの力も必要なの…だから貸して！！」
ｼﾙﾌ『ふふっ、何を言ってるの、主？
私たちは主自身の力なんだよ！
でもこうして言ってくれるのは嬉しいよ！
主の為なら頑張っちゃうよー！』
A「ありがとう」
飯田「よそ見とは余裕だな！だがそこを俺はつく！！」
A「わっ！？」
ｼﾙﾌ『大丈夫、主！？』
A「う、うん、ありがとう、シルフ！」
今の危なかった
ちゃんと周りを見てなきゃ
それにしても本当に速いな
私のシルフでもギリギリかも
ｼﾙﾌ『やってくれたね！私の風で…』
A「待って！シルフ！」
ｼﾙﾌ『え？』
A「やりたい事があるの、試してもいい？」
ｼﾙﾌ『あっ！前に言ってたやつ！？』
A「そう！」
これは初の試み
けどやってみるならきっと今だ
飯田「(何か話している…精霊とやらとか！
本当に見えないんだな…何かを作戦しているのだろう
むっ！？この状況で作戦会議という訳か！？)
この場で話し合いとは余裕だな！星良さん！！
だがこの隙にやらせてもらう！！」
A「…っ！！」
ちゃんと分かっててもやっぱり速い
けどこんな所で攻撃出来なきゃこれからだってやっていけない
ここで私が頑張れるって多くの人に見てもらうんだ
特にお父さん、お母さんには！！
A「シルフ！」
ｼﾙﾌ「いつでも行けるよ！！」
A「精霊よ、私に力を…"
飯田「なっ！！？」
私の発した途端、竜巻が起こる
そしてそれは飯田くんの方へ向かった
轟「今の…」
爆豪「はっ…やるじゃねぇーか」
A「出来た…！！」
自分の力で技が出た
すごい、本当に出来たんだ！！
ｼﾙﾌ『主！やったね！！』
A「うん！成功だよ！」
ｼﾙﾌ『でも気を抜かないで！来るよ！！』
A「うん！」
喜んでは場合じゃない
次もやるんだ！
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