１３２：天華の気持ち ページ32
星良父「もう昼休みも終わりかー…」
天華母「いっぱい食べた？」
天華「うん！お腹いっぱい！」
A「美味しかったよ、ありがとう！」
星良父「午後も気合い入れて頑張れよ！応援してるからな！」
星良母「無理しないようにね？」
天華母「ファイト！！」
お昼ご飯を食べ終えて私と天華は少し散歩してから戻る事にした
次の競技の前に軽く歩いておかないとね
天華「お父さんに会ってどうだった？」
A「なんか改めて目の前にヒーローを見ると違うなって思ったよ
てかずっと一緒にきたのに知らなかったなんて…」
天華「まぁ、言ってなかったし、お父さんもそういうの口に出さない人だしね」
A「ずっと追ってきたんだね」
天華「うん…小さい頃はなかなか遊んでくれなくて好きじゃなかったんだ
けどお父さんがテレビで活躍してるの見て思ったの
お父さんは本当の意味でみんなのヒーローなんだ
すごくカッコいいってさ、思ったんだよね
だからこそ、そんかお父さんみたいになりたいって、ヒーローになりたいって思った」
A「そうだったんだ」
天華「こんな恥ずかしいこと言えないじゃん！」
A「ふふ、確かにね」
天華「Aだから言えるんだよね
後はもっと強くなって少し自信を持てたらお父さんやお母さんにも伝えたい」
そう言って笑う天華
親友として誇りに思うよ
なおさらすごいって思う
A「私も頑張る」
天華「うん！２人で頑張ろう！」
A「うん！」
昼休みが終わる前に私たちは戻ることにした
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