１２５：息がピッタリ ページ25
始まりの合図が響く
ついに二次競技が始まった
やっぱりこうなる事は分かっていた
始まりと同時に動いた人の殆どが私たちを狙いに動いてきた
緑谷「やっぱり…！！」
麗日「予想通りやね」
天華「どうする、リーダー！？」
A「リーダーって…そりゃもちろん…迎え撃つ！！」
本当は逃げた方がいいんだろう
けどここで逃げるとなんか嫌な気がした
それに逃げだって狙われる続けるに決まってる
分かってるのに逃げるなんてしたくない
ならここで迎え撃って逆に奪ってやる！
A「上は任せるよ！出久！」
緑谷「うん！」
A「この人数相手じゃ無理…なら避ければいい！
お茶子！私の個性で浮かすから、相手が近くに来たらできるだけ触って浮かせさせて！」
麗日「任せて！」
案の定みんなして私たちの方へ突撃してきた
それを風の精霊シルフの力を借りて上へ飛び
お茶子が数人触ったことによって何人か浮かんでいた
A「お茶子！」
麗日「うん！」
浮かんでいた人を解除し、その人たちは地面に落ちた
それと同時に騎馬も崩れた
『開始早々Ａ組星良に集まる！…がそれを簡単に退けた！！
さすが一次競技一位通過！頭がキレるぜ！！』
A「次も来る！さっきと同じにやって！」
麗日「任せて！」
天華「フォローは任せて！この間に取れるなら緑谷くんもよろしく！」
緑谷「もちろん！！」
次々に来る騎馬を避けては倒す
まさかここまで息が合うなんて思わなかった
もし私がヒーローになれたとしたらこの人たちと組みたいって思う
緑谷「よし！次！」
「調子乗ってんじゃねぇーぞ！クソがァ！！」
「「！！！？？」」
爆豪「ハチマキ寄こせ！デク！！」
緑谷「か、かっちゃん！！」
私たちの目の前に出てきたのは勝己
しかもここまで騎馬なしで突っ込んできた
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