１１４：緊張 ページ14
A「うぃ…」
天華「おっはよー！A！
ありゃりゃ？こりゃ眠れなかったのかなぁ？」
A「いや眠れたけどいざ当日になると緊張してしまって胸が…」
天華「ま、まぁ、そうだよねぇ」
A「うぅ…あ、そういえば昨日聞いたんだけど、今日おじさん来るんだって？」
天華「あ、パパ？うん！まさかのだよ！でも仕事で来るらしいからそんなには話せないらしいけど
でも！パパが見てくれてるだけで嬉しい気分だよ！」
そう言ってニコッと笑う
すごく嬉しいそう
そりゃそうだよね
だって今までの行事、おじさんが来ることって少なかったもんね
天華「パパが来るからそこ！私は今日負けられないのだよ！
だから！A！今日は何があっても負けないよん！！」
A「ふふ、うん！まぁ、負けるかどうかはさておき、私も頑張らなきゃ！」
私もお母さんとお父さんが応援してくれてるし
頑張れるところまでやろう！
______________
A「うぅ…」
緑谷「大丈夫、Aちゃん？」
A「もう胃が…」
飯田「大丈夫かい！？星良くん！？胃薬飲むかい！？」
A「何で持ってるの、飯田くん…うん、ありがとう」
私はこう見えて本番に弱いタイプだ←
特に今日みたいに大勢に見られると思うと…
A「今度は腹痛が…」
轟「大丈夫か？無理すんな」
A「あはは、大丈夫…きっと始まったらおさまるから…」
轟「俺が抱えてやろうか？」
A「それ逆に目立つからやめて！？」
爆豪「ハッ！ザコは端で座ってなァ！？」
上鳴「遠回しに休んだろって聞こえるのは俺だけだろうか…」
峰田「いや俺にも聞こえるわ」
少しは楽になるんだろうけど、きっと今日は胃が痛い日になる
緑谷「とりあえず深呼吸した方がいいよ！うん！」
A「う、うん……ん？」
またもや心配して声をかけてくれる出久
けどそんな彼を見てみるとどうやら彼も緊張しているようだ
お互い様ってことか
A「ふふ、なんか少し楽になったかも」
緑谷「そう？なら良かった！」
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