さんじゅうはちわ「脱走するなら足でも構わない」 ページ38
耕作「驚きはしました…けど、大丈夫
それは昔の事なんですよね?」
A「まぁ、昔と言ったら昔だけど…」
耕作「こうして今真選組にいらっしゃるんですよね?」
A「こうは考えないんですか…潜入してるって」
耕作「あー…確かにそうも考えられますけど…でもそれはないんじゃないですか?」
A「どうして?」
耕作「わざわざそんな事言う必要性がないからです」
A「へー…」
思った以上に頭が回る人みたい
これはこれで良かった
A「耕作さん、私と手を組んで欲しいと頼んだら組んでくれます?」
耕作「えぇ、構いませんよ」
A「いや少しは考えましょうよ」
耕作「でも何だかあなたは信頼出来る気がして…」
A「何でいうか…まぁ、いいか
耕作さんは目を隠されてないんですよね?」
耕作「はい」
A「縛られてるのは手だけ?」
耕作「はい、足は動かせるんですけど手の方が鉄のところで繋がられて…」
A「私との距離は?」
耕作「1mくらいはあります」
結構近くにいた
ならいけるかな…
A「私の顔に足が届きます?」
耕作「頑張れば…って何をする気ですか!?」
A「足で目隠しを取って下さい」
耕作「えぇぇ!?」
A「だって足しか使えないじゃないですか」
耕作「だって足でやるなんて…しかも女の人顔ですよ!?」
A「私をゴリラだと思って下さい」
耕作「無理ですよ!!」
A「じゃあ近藤局長!!」←
耕作「何でゴリラから人に!?ていうか局長って偉い人じゃないんですか!?」
A「もう!何でもいいから早く!!」
耕作「あなたに何言われても俺は((
バンッ__!!
「いたいた…お前が佐久間耕作か?」
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