さんじゅうよんわ「昔みたいにやれば何とかいく」 ページ34
A「ふぅー…片付いた」
沖田「すいません、Aさん
1人だけ逃しちゃいました」
A「え?総悟が?」
沖田「すいやせん、気を抜いてたら…」
A「どっちに向かった?」
沖田「追いかけるつもりですかィ?」
A「今から間に合うかもしれない」
沖田「なら俺が行きます、Aさんはこいつらを…」
A「分かった、お願い」
総悟が追いかけに行った後
捕まえた浪士たちに質問する
A「君たち気を失ってるフリは私に通用しないよ」
浪士「「…っ」」
A「さぁ、聞こうか…初めに何故私を狙った?」
「お前がこちら側に来るなら話そう」
「おい!お前!」
「取引だ、水瀬A…お前がこちらに来るなら他には手は出さない」
A「それは上からの指示?」
「そうさ、どうせ俺らが負けるのを見越して言ってきたんだろうな…
お前らが預かってる女…あいつも狙ってる
だがお前が来ればその女は用済みにすると指示が出ている」
どのみち、こいつらの目的が私と来たか
うーん…確かに昔よく潜入捜査したし…
A「うん、わかった、ついて行こう」
「交渉成立でいいな?」
A「えぇ」
「なら拘束させてもらう」
A「まぁ、そうよね…」
手を後ろにされて、両手を縛られた
総悟には悪い事した
あ、そうだ
「よし、行くぞ」
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沖田「ったく遠くまで逃げやがって…時間掛かっちまったじゃねぇかィ
ん…?確かにここら辺にAさんたち居たんだけど…何処に行った?
まさかこいつみたいに逃げられて追いかけに……!!こ、これは…」
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