にじゅうさんわ「人は見た目で判断しないこと」 ページ23
土方「いい加減にしろよ、総悟!
こいつは嫌だとは言ってねぇ!!
てめぇの勝手な妄想で決めつけんな!!」
沖田「勝手な妄想はどっちですかねぇ、土方さん
俺はただ真実を言ったまでですぜ?」
土方「何が真実だ!」
沖田「それでどうするおつもりですかィ、土方さん
Aさんを副長補佐にするんですかィ?
それとも俺に譲ってくれるんですかィ?」
土方「誰がてめぇに譲るか!!こいつは俺の補佐官だ!!いいな!?近藤さん!?」
近藤「え、あ、うん、最初からそのつもりだったし…」
土方「はい!決定!!」
えぇぇ…すごい流れで決まっちゃったよ…
なんていうか…土方さん流された…?
だって見てよ、あの沖田さんの顔
すごい黒い顔で笑ってるよ?
彼は相当のSなんだろうなぁ…
そういうSな所、銀時にそっくりだ
近藤「じゃあ!当初の通り!Aさんには"副長補佐官"としてトシを支えつつ、真選組にいてもらう!!」
A「は、はい…あ、よろしくお願いします!」
そんなグタグタな感じでお披露目会?が終わった
なんか疲れた…
「あの、よろしくお願いします、補佐官!」
A「あ、うん、よろしく頼む…えっと、君は…?」
「あ、俺は隠密してます、山崎です!よろしくお願いします!!」
A「改めて、水瀬Aです、よろしく」
山崎「でも今だに信じられませんね」
A「何が?」
山崎「あなたがあの伝説な攘夷志士だったなんて…しかも女性ってなると一人しかいない
あなたが"空白の魔人"と呼ばれた方ですよね?」
A「うん、そうだよ…怖い?」
山崎「まぁ…ちょっとは」
いや怖いとかじゃない
信用出来ないだけ
そんなの分かってる
近藤さんたちが私の居場所をくれた
それを裏切らないように私も動かなきゃ
にじゅうよんわ「仲良くなるにはコミュニケーションが必要である」→←にじゅうにわ「結局巻き込まれるのには変わりはない」
36人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ