みどりの彼女③ (ページ6)

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不調続きページ6

Aside

ツアーが終わって、スケジュールが少しゆったりになった
亮平くんと、オフが被って
昨日からずっと一緒に過ごしてる。

それなのに憂鬱な1週間が始まってしまった。

亮「Aそれだけしか食べないの？」

「うん…食欲無いから」

本当は何も食べたくないくらいだけど
亮平くんが心配するから無理やり食べれそうな物を
食べる。

亮「そっか……調子悪そうだね。
食べたら横になろっか」

「うん……」

せっかく一緒に居れるのに
お腹は痛いし、腰は痛いし
なんかイライラしちゃって
そんな自分に腹が立って泣きそうになる。

亮「ソファーでゆっくりしよ」

亮平くんはまだご飯が途中だけど
私に気を使ってくれてソファーへ連れて行ってくれた。

「ごめんね」

亮「なんで謝んの。Aは何も考えずに
今はゆっくりするの」

「ありがとう」

亮「湯たんぽをお腹のそばに置いて、
ココア作ってきたよ。飲める？」

冷えたらよくないからって
ずっと温めてくれて、腰の痛い所をずっと
摩ってくれる。

薬飲んだのに、痛みが引かなくて辛い…