みどりの彼女③ (ページ42)

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亮平side

普段、Aは疲れたとか
言わないタイプだから、
相当きてるんだろうなと察した。

それでもちょっとだけって言うところが
彼女らしい。

声も元気ない感じしたし、心配…

弱音も吐かないタイプで溜め込むからな…

それからもAは仕事が忙しそうで、
疲れてるのに俺が会いたいって言ったら
負担になるかなとか考えて、
なかなか会えない日が続いていた。

岩「この後の撮影、機材トラブルで
延期だって」

康「じゃあ今日も帰れるんちゃう？」

岩「うん、帰れそう」

翔「まじか！最高」

深「明るいうちに帰れる〜」

康「じゃあみんなでご飯行く？」

翔「いいよぉ」

康「あべちゃんは？」

「行く行く」

そういう流れでメンバーとご飯へ。

康「まだ夕方やし、俺んち遊びくる？」

翔「行こっかなっ」

深「じゃあ俺も行く〜。ゲームさせて」

康「ええよええよ！あべちゃんは？」

「あー、ごめん。俺は帰るわ」

深「Aちゃんと会うんだろ。どうせ」

「どうせって(笑)
会えるかわかんないけど、会いたいね」

翔「どっか行ってんの？Aちゃん」

「いや、仕事だよ。最近忙しいみたいだからさ、
帰り遅いかもだけど」

深「大変そうだね。Aちゃんめっちゃ仕事
できそうだもんね」

翔「たしかに」

康「バリキャリって感じしたもんな」

「できるだろうね」