みどりの彼女③ (ページ30)

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Aside

prrrr…prrr…

「もしもし？」

亮「おつかれさま。いま忙しかった？」

「まだ会社なの。
ちょっとバタバタしてて」

亮「そっかそっか。
じゃあまた連絡する」

「ごめんね。
急ぎだった？」

亮「ううん。大丈夫」

「帰ったら連絡するね」

亮「うん、ありがとう」

そう言って、電話を切る。

明日からの出張先へ持っていく資料をまとめて、
部長と軽く打ち合わせをする。

部長「遅くなったから、送るよ」

「いえいえ、大丈夫です！
駅から近いので」

部長「そっか。じゃあ明日からよろしく」

「こちらこそ宜しくお願いします！」

会社を出て、
亮平くんへ電話する。

prrr…prrr…

亮「おつかれさま。さっきはごめんね。
忙しいのに電話しちゃって」

「ううん、全然。」

亮「Aが疲れてなければ
ちょっとだけ行ってもいい？」

「うん、待ってる」

亮「じゃあすぐいく」