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ちゃんと考えてなかった自分が、
恥ずかしくなる。
「重岡は反対なんだ・・・」
ちょっとしょんぼり。
「反対てわけちゃうけど・・・」
せっかく楽しかったのに。
喧嘩したくない。
「いいの。
きっと落ちるしね」
無理に明るく笑って、話題、打ち切ろうとしたら。
「ちゃうねん。
俺が転勤なったら、
ついて来て欲しいしな、て、・・・
ごめん。
自分で決めることやし。
勝手やんな」
重岡がそんなこと、言い出すから、
びっくりなんてもんじゃなくて。
「え・・・」
ぽかんとしてて。
「ごめん。付き合い始めやのに、変なこと言うて・・・」
重岡、焦ったのか、
カフェオレがぶ飲みして、
「あっちっ」
口の中、やけどしちゃったみたい。
「大丈夫？」
お水、慌てて飲んで。
ふうって落ち着いた時にも、まだ、
重岡の顔、真っ赤だった。
「そろそろ行こか」
「ん・・・」
寂しいな。
私、どうしちゃったんだろう。
お店を出て、
「家、どっち？」
当たり前みたいに、重岡が聞く。
「いいよ、ここで。
重岡、終電なくなるよ」
「・・・どっちにしても、
雪で電車もう止まってるで？」
「・・・そうなの？」
「うん。
やから、泊めてえや。
な？」
可愛いく、甘えられてしまった。
「電車、ないなら、仕方ないよね」
自分に言い訳。
本当は私も、もう離れたくないの。
重岡、女の子の部屋に泊まるの、慣れてるのかな。
さっきの誘い方、自然だった。
彼女とか、最近までいたのかな。
あんなによくご飯してたのに、
そんな話、したことないな・・・
マンションに到着。
コートについた雪を払って、
鍵を開けて。
部屋に入ってすぐから、
重岡、そわそわしてて落ち着かないの。
時間はもう、１２時半を回ってる。
私も急に緊張してきた。
簡単に部屋にあげる女って思われたかな。
進む覚悟なんて、出来てないくせに・・・
「重岡、座ってて。
狭いから、ソファとかなくてごめんね」
「・・・うん。
女の子らしい可愛ええ部屋やな」
「可愛いかな、普通だよ」
「俺の部屋とは全然ちゃう。
綺麗な色に溢れてる。
突っ立ってんとAも座り」
「ん・・・」
私も重岡の向かいに座ったけど、
沈黙が苦しい。
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風 見 鶏 .(プロフ) - 「君がため」でfoolさんの描くお話に引き込まれ、中でも亮兄様のお話が大好きでした。今回のお話も錦戸さんにキュンキュン胸をときめかされ、読んでいてとっても幸せでした。素敵な作品をどうもありがとうございます。これからの作品も、楽しみにしております！ (2019年2月19日 8時) (
レス) id: e05307a668 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - 完結おめでとうござます！そっかぁ、章ちゃん社長以来のしげかぁー！！ 亮ちゃんのプロポーズの仕方めっちゃきゅんってしました！！ お疲れ様でした！ 青春のすべても楽しみにしているのでこれからも頑張ってください！応援し続けてます！！♪ (2019年2月18日 21時) (レス) id: d8e946e0e3 (このIDを非表示/違反報告)
ひ み さ(プロフ) - 完結、お疲れ様でした(*^^*) 重岡くんも亮ちゃんも可愛かったです、ありがとうございました♪ (2019年2月18日 21時) (レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - やばぁーい！！もう！やばいです！！ 久しぶりに亮ちゃんですね！何ぶりだろう、神様かな(記憶力に問題あり) しげもりょーちゃんもドッキドキしました！ やっぱfoolさんのかく男の人の喋り方が好きです！これからも楽しみにしてます♪ (2019年2月16日 22時) (レス) id: 3d51891bca (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 知世という名前、読み方は違いますが漢字が一緒でびっくりしました(°д°) (2019年2月16日 0時) (レス) id: bac4ce8d83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2019年1月26日 12時
