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「今日から1ヶ月、研修で配属された平野くん、挨拶よろしく」
「平野紫耀と言います！短い期間ですがよろしくお願いします！」
次の日の朝、
ほんとにあの男が現れて、
みんなの前で自己紹介してる。
優太は今日、
「ちょっとお前の運命の人探してくるわ！」
って、そばにいないし、つまんない。
「マキちゃん、1ヶ月だけこいつの教育係ね〜」
「え？私にはAちゃんが」
「Aは大丈夫だろ、実際手かからないし」
「ええ〜〜、」
「マキさん、1ヶ月くらいなら私頑張ります」
「.....Aちゃんがそう言うなら、平野くん、よろしくね」
マキさんの近くのデスク、と言えば
必然的に私の近くになるわけで。
なんとなくだけど、ちょっとやだった。
でも別に話しかけられるわけでもなく、
午前中が過ぎる。
「平野くん、お昼行っといで」
「マキさん一緒に食べてくれますか？」
「私はいつもメイクの子と食べてるからごめんね」
「ええ？！まじすか！俺は？！」
「Aちゃんたちのところで一緒に食べな」
自分の名前に思わず反応すると、
ニッコニコの顔で、ご飯いこ！って
横に立たれるから、
ジンに助けを求める。
「平野くんだっけ、俺神宮寺。ジンでいいよ、みんなそう呼ぶから」
「じゃあ俺も紫耀で！一緒にご飯食べてもええ？」
「アキ？いい？」
「いいよ〜！一緒にたべよ〜」
「じゃあ一緒に社食行くか、案内する」
なんか流れで私たち3人に平野くん、が
入る形になって、
アキはイケメンすきだし、
ジンも同い年の男子がなかなかいないから、
すっかり仲良くなってる。
「あれ、紫耀の匂いどっかで嗅いだことある」
「香水だと思うよ、そんな珍しいやつじゃないから」
「俺も香水好きなんだよね！」
「ジンの香水、男っぽい匂いだな」
「紫耀のはなんだ、スパイシー？」
ああ、ジンに気づかれそう。
いつか嗅いだんだよなあってめちゃめちゃ記憶を探り当てようとしてる。
「普段は甘い匂いが好きなんだけどね。やっぱ人に覚えてもらうには特徴的な匂いの方が効果的じゃん？」
「そんなことまで考えてんのか」
「まずは、好き嫌いよりも先に関心を持ってもらわないと」
ね？ってなぜか私に同意を求められたから、
戸惑いながらも頷いた。
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涼杜兄妹(プロフ) - 岸くんの小説初読みがとても素晴らしい作品で、2人だけの結婚式のところめっちゃ泣きました。今後平野くんでどうなるのか楽しみです！応援しています！ (2019年4月26日 23時) (
レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
しゅしゅ(プロフ) - はじめまして。読んでいると自分がこの作品の中に入り込んでいくようなもので、岸さんの設定もあり、何度か涙してしまう部分がありました。平野さんとの本編がとても楽しみです。ひとつのドラマのように見れたこの作品がとても好きです。 (2019年4月6日 5時) (レス) id: e8afa57bf5 (このIDを非表示/違反報告)
Ｓ(プロフ) - 初めまして。楽しく読ませていただきました。本編があるなんて楽しみです。 (2019年4月1日 2時) (レス) id: 123949a422 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - めっちゃめっちゃ本編楽しみです！私は岸くんが一番すきなので、岸くんの話を読めてホントに良かったです！更新頑張って下さい♪心から応援してます！！！ (2019年3月31日 23時) (レス) id: 36d39b543c (このIDを非表示/違反報告)
光彩 - 初めまして。岸くん押しなので気になり読ませていただきました。すごく面白かったです。岸くんが消えてしまってさみしいですが、彼の願い通りヒロインと紫耀くんが幸せになれたら嬉しいです。本編も楽しみにしています。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: 44ed791076 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリナ | 作成日時：2019年3月4日 18時
