初恋Honey (ページ7)

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初恋Honey7 ページ7

もらった紙をもう一時間以上見つめ続けてる

「どうしよう……」

また恋をしてしまう

もうしたくなかったのに

でも彼の顔、声が私の脳裏に浮かんで消えないんだ

『なに悩んでるの？』

「わ！びっくりした……入るなら一言言ってよお姉ちゃん……」

『ごめんごめん笑』

私より7個上のお姉ちゃん

すごく頼れて、なんでも相談を聞いてくれる

もちろん私が今までに失敗してきた恋の事もなぜか全て知り尽くしてる…

『それで、なに悩んでるの？』

「私さ、恋していいのかな」

『恋しちゃったんだ？』

「うん、道でちょっと喋っただけなのに頭から消えなくて」

『そっか。でもさ、好きになったらその気持ちはどう頑張ったって簡単には消えないんだよ。それに恋できることって実は幸せなことなの。だから私は菜穂に恋をめいいっぱい楽しんでほしい』

「そう…だよね……」

恋を怖がってちゃ前に進めないんだ

今までみたいな恋をもう二度としないように、私が頑張らなきゃなにも変わらないんだよね……

「お姉ちゃん、私また恋したい」

『うん。全力で応援するし話も聞くから頑張りな』

「うん！」

とりあえず電話してみよう

ボニータも返さないといけないし

prrr…………