君と過ごした二十日間【不死川実弥】

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ーｷﾞｨｱｱｱｱ！







今日も今日とて任務だった。
やはり単独任務の方が楽だ、間違いねェ。



あの翌日、遠方での任務が入ったため
例の甘味処へは行く機会がなく
当然、あの女のことなど頭から消えかけていた。





にしても、毎日毎日暑すぎる。
蝉がうるさく鳴いている。
お前、後何日かで死ぬんだぜェ？









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「久しぶりに行ってみるかァ。」


…なんとなく、だ。
あの店のおはぎがまた食いたくなっただけだァ。









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「いらっしゃい！好きな所へどうぞ！」


店主の出迎えに少し頭を下げ、
この前と同じ席に座る。




おはぎを注文し終え、さりげなく辺りを見渡すも
あの女は来ていない。
それもそうか、常連でも
自分と同じ時間帯に訪れるとは限らない。




「…ふぅ、」

暑い日には冷たい飲み物を飲みたくなるだろうが、
おはぎの前には熱い煎茶と決まっている。









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『……あら！』



戸が引かれる音の次に聞こえてきたその声。
聞き間違えるわけがねェ。だが俺は振り向かねェぞ。


…待ってたみたいで恥ずかしいじゃねェか。
俺に向けたものじゃないかもしれねェし。
知らんぷり、知らんぷりっとォ。









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……なんで俺、
呼吸を使って落ち着こうとしてんだァ。









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※※お知らせです※※



密かにすけべ作品を出しました…。
なんと、人気作者である奏海ちゃんとの合作です。
がっつりフラグ作品ですので
こちらに載せることは出来ません…。
読んでくださる方は、
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パス制となっております。
私の作品の【熱帯夜】と同じです。
ご存知でない方はお手数ですが私か奏海ちゃんに
メッセージにて申請をお願い致します。
以前聞いたけど忘れた！という方は受信箱より私とのやり取りを見ていただければと思います。


ボードやコメント欄等、
第三者の目に触れる場所でのお問い合わせには
反応ができませんのでご了承くださいませ。

フラグ作品ですので
設定にて18歳以上にしていないと出てきません。
ご自身で設定をお願い致します。




……とんでもなくすけべです。
がっつりしております。ご注意を。


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