検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:256 hit

1 ページ2

『っ……眩しい』
朝日を浴びて目を覚ました
全身にダルさを感じながら周りを見渡すとそこは………





『どこ、ここ』
全然知らない部屋だった




記憶を遡ってみる


ーーーーーーーーーーーーーーーーー



『んんーよく寝た』
のびをしてから起き上がり、学校の支度を始める

『ヤバイ!もうこんな時間!!!』

『せっかく早く起きたのに遅刻しちゃうー』
急いでご飯を食べ、リュックを持って家を出る

『走れば間に合うかな、!』
タッタッタッタ




「かずくーん!!どこー?!かずくーん!!」
前に慌てて誰かを探すお母さんらしき人が見える


『子供がいなくなっちゃったのかな…』
『ここら辺車が多くて危ないよね』
『なにも起こらなきゃいいけど……』



心がざわざわする…何か…悪いことが起こるような




「きゃーーーかずくん!!!危ない!!!」

頭で考えるより先に体が動いていた



キキィーードンッ!


周囲に悲鳴が鳴り響く


「誰か救急車!!事故よ!!!」

「おい!男の子は無事だぞ!!助けた女の子はどうだ!」


こんな声を聞きながら私は妙に冷静だった



私もう死んじゃうのかな…

お母さんお父さんりさにはるか、みんなごめんね

「おい!君大丈夫か!!おい!!」

『……ご…………んね………』

「なんか喋ったぞ!まだ生きてる!!死ぬなよ!!
おい!おい!」



それから周りの音はだんだん聞こえなくなっていった



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私あのとき死んだんじゃ……




生きて、たの?




生きてたんだ!!!!

あれ、でも病院でも私の部屋でもないここはどこなんだろう

2→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:杏仁豆腐 | 作成日時:2019年9月23日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。