検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:4,106 hit

3 ページ4

Aと呼ばれる少年は


あくびをしながら天蓋付の大きなベットで伸びをする


身長が伸びた彼でも収まってしまう大きなベット。


寝ぼけ眼でやっと起き上がった彼は


まだベットから抜け出せずにいた


窓から見える家に面する大通りも


霧のせいで車のヘッドライトが通るよう。


彼が動かないことにいら立ったのだろう


小さな屋敷しもべは


またも彼に向って金切声を浴びせた。


「今日からホグワーツではないのですか?

 ここはまだ家ですぞ!」


彼は振り向き急いでベットから降りると


キャビネットを勢いよく開き


白いシャツ、黒のズボン、靴下をはいて


急いで革靴の紐を結ぶ。


着替えている合間、


彼は屋敷しもべに弁解していた


「夢の中ではホグワーツだったんだ。

 すっかり寝ぼけていたよ。

 起こしてくれてよかった。ありがとう。」


着替えを終えると急いで部屋を出ていった


階段を一階のキッチンへ駆けていく。


あきれた顔をした屋敷しもべは


はぁ。とため息をつき


指をパチンとはじく


音がやむ前に部屋には誰もいなかった。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
18人がお気に入り
設定タグ:ハリーポッター , 男主 , 子供世代   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クッキーくん | 作成日時:2021年9月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。