早春 (ページ19)

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夢主side

俺と龍儀くんが拉致られてすごい時間が経った。
無事に三百年の稽古も公演終わったし、毎年らぶフェスは開かれた。

ほんとに長い時間がたった。

俺には一瞬に感じれた。

今でもまだ身長は低いけど体重は平均ぐらいにまで戻ってる。

165cmぐらいかな？w

依音はJUNONグランプリになって高校を卒業を期に上京した。

もちろんいろんな事務所からスカウトが来た。依音は俺と一緒に雇ってくれる条件を変えてくれる所を選んでくれた。

その事務所はまだ有名でもないし小規模。

だけど事務所の社長さんはとても優しそうで頑張り屋さんだった。

依音『Aはこれからどこに住むの？ちゃんとお金が貰えるようになってるんだからずっとつばささんの家だったら申し訳なく無い？』

『うん。前までも茅野さんから頂いてたけどそれあんまり使ってないからなぁ。

とりあえず部屋は借りれるぐらいはあるし』

依音『一緒に住む？
で、どっちが結婚ってなったら家を別ける！

どう？！』

『どう？って言われても…まぁ最初のうちは仕事来ないだろうし、二人で住んだほうが良いかもね。』

依音『だろ!w』

依音は新しい部屋を見て回った。

そして決めた。

依音『ここが俺達の新しいスタートを応援してくれるところだぜ！』

『ハイハイ、早く帰らないと卒業式明日でしょ？電車なくなるよ』

依音『忘れてた！じゃぁな！』

そう言って駅に向かって行った依音の後ろ姿は既に業界の人みたいだった。

よし！つばさくんのところに行か！

夕方過ぎ俺はつばさくんの家に帰った。
前々から依音が事務所を決めたら一人暮らしをすると伝えていた

そう。今日は依音が事務所を決めた日

いつか兄さんが言っていた"自立したい"って思った時だった。

つばさ『依音くん決まったの？』

『はい！』

つばさ『決まるって信じてたからみんな呼んじゃいました～』

そこには阿津賀志山の人達と龍儀くんと兄さんがいた。

その日の夜はどんちゃん騒ぎw
今頃依音も楽しんでるはず

少し俺が窓の前で風に当たってると兄さんが来て

荒木『どう？自立したいって気持ち分かった？』

『はい、なんとなくですがｗ』

荒木『慌ててするもんじゃなかったでしょ？』

『はい、』

荒木『Aと依音くんで俺らを越してみなよ。ここにいる全員をね』

『もちろんですよ！』

龍儀『現場で一緒になったら仲良くしてね』

『俺の方こそお願いします！』

みんなが祝ってくれた。