スクラップが49コ。【過去編】 ページ13
魁戦の勝敗は、一瞬にして付いた。
ペ「何言ってっか分かんねぇんだよ！！！！」
そう言いながら放ったペーの拳が、斑目の頬にクリーンヒット。
『だっっっっっっさ…………』
殴られた斑目はそのまま気絶、東卍は士気が桁違いに跳ね上がる。
イ「楽しめそーじゃん、東卍！」
イザナはそう言って笑っていた。
魁戦が終わり、花垣と稀咲がお互いを見据える。
花「長い戦い！！ここで終わりにしようぜ！！」
稀「今日！！白黒付けてやるよ！！！」
「「行くぞおおおお！！！！！！！」」
その言葉と共に、天竺も東卍もかけ出す。
イ「ぶち上がってんね東卍。A、行くぞ」
『りょうかーい』
とは言っても、俺は本格的には戦闘に参加しない。
基本的にはイザナの�犖遽勠疆�立ち位置である。
万が一裏切ったときの保険と、ただ単に天竺の四天王に入っていないから、らしい。
ま、俺よりもイザナの方が強いけどね。護衛なんかいらないでしょ。
イザナは斑目の顔を踏み潰して言った。
イ「獅音…テメェは2年前と何も変わんねぇ。マイキーが
強ぇーんじゃなくてテメェが弱すぎたんじゃねぇの！？」
斑目の顔がミシミシと悲鳴をあげるのが聞こえた。
『このままじゃ天竺まで舐められる。イザナァ、そろそろ叩けば？』
好きなだけ踏まれた斑目の顔には、くっきりと靴の跡が残っている。
『おまけな』
俺も斑目の顔を思いっきり踏んでやった。なんか鼻から折れた音したけど、まあいいっしょ。
イ「敵討ちって性分でもねえけどさ、相手してくれよ」
花札のようなピアスがカランと鳴った。
イザナの姿を捉えたペーは、「大将首ぃぃぃい！！！」と勢いよく殴りかかってくる。
並大抵のやつは絶対に避けられない。かつ、受けてしまえば1発ダウンな拳だ。
『そんな簡単に首取れんなら、今頃カシラやってねぇよ』
だが、もちろんイザナは並大抵なやつでは無い。
1発でペーの顔を捉え、得意な足技をペーの顔に命中させた。
『すっげ……』
蹴られたペーは先程の斑目と同じく気絶し、ズザザっと滑っていく。
周囲は静まり返り、代わりにイザナのやけに綺麗な声が響いた。
イ「うん！勢いは止めた」
黒川イザナ率いる�犇飽�の世代�瓩�揃った天竺。
『どう足掻いたって、無駄だよ』
口角が上がったような感じがした。
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月葉(プロフ) - 梅桜さん» コメントありがとうございます。私が東リベから離れてしまっているのが現状ですが、嫌いになった訳では無いのでまた意欲が沸いたときに書こうと思います。性格上未完結のまま終わりには絶対にしませんので、どうかお待ちいただけると幸いです (2月17日 22時) (
レス) id: cc6ab814ba (このIDを非表示/違反報告)
梅桜 - 梵天好きです面白いです続き見たいです応援してます (2月15日 21時) (レス) @page15 id: 6134e8a6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月葉 | 作成日時：2022年8月19日 20時
