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プライベートジェットに乗り込み、いざ日本へと飛び立つはボンゴレファミリーが誇る暗殺部隊VARIA。
各々が適当な場所に座り、ジェット機は飛び立つ。
荒くれ者の集まりなだけに集団での行動の際には高確率で不毛な争いが起こるが、雲は敢えて中心部に座り窓から空を眺める。
その口は僅かに弧を描いており、思考を細部まで読み取ることはできない。
「なぁアル、ジャッポネーゼのガキってどんなだと思う？」
雲の前の座席の上から身を乗り出して問うは嵐の守護者であるベルフェゴールだ。
ニヤニヤとした悪どい笑みを浮かべた彼は非常に楽しそうで少なからずとも日本への到着を歓喜しているようだった。
「…そうですね、特にこれといって興味が湧くものでもありませんが…まぁせいぜい楽しませてもらいますよ」
問いに考え込むように顎に手を当てるも、すぐに肩を竦めて笑みを深くする。
やはりその意図は読めない。
「しししっ、ま、お前の出番は大してないだろうな」
「僕の出る幕が無い方が計画の成功を意味しますからね。僕は引き立て役が丁度良いですよ。ベルはやりたいようにやれば勝つのも当然ですよね？」
挑発的な目で嵐を見つめれば、嵐はさらに笑みを深くし、自身の頭に乗る白銀のティアラを指差した。
「あったり前じゃん。だって俺王子だもん♪」
雲はその言葉を肯定するように優しい笑みを浮かべて頷く。
「期待していますよ、ベル」
返事を聞き届けた嵐は特徴的な笑い声を出しながら席に着く。
そこに会話が終わったことを察した雨の守護者であるスクアーロが雲に話しかける。
「おいアル、今回のお前の立ち回りはわかってんだろうな？」
「えぇ、僕は雲の守護者の補佐として戦いに参加。僕から戦いに参加することはない…ですよね？」
何も通していないただのチェーンを首につけ、それを摘み上げながら己の役回りを確認する雲は了承している役回りとはいえ些か退屈そうにチェーンを眺める。
「そうだぁ。てめぇはあくまであの機械の補佐として動け」
「わかっていますよスクアーロ隊長」
雲は再び窓の外に視線を写し、流れ行く雲を眺め始めた。
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鎖(プロフ) - にほんごで はなそ？さん» 私自身も改行をするべきか迷っていたので助かりました。楽しみにしていただいてとても嬉しいです、ありがとうございます^^ (2019年12月7日 6時) (
レス) id: ab96c8bf91 (このIDを非表示/違反報告)
にほんごで はなそ？ - 鎖さん» 一読者のためにわざわざ改行の手直しありがとうございます…(;o;)続きが読めて最高です！これからも楽しみにしてます〜！ぜひ無理をしない程度に更新頑張ってください…！ (2019年12月7日 5時) (レス) id: 03e65c306f (このIDを非表示/違反報告)
鎖(プロフ) - .さん» 改行の方了解致しました。不快な思いをさせてしまい、申し訳ないです。改行で文字数を取られたくないので最小限に留めさせていただいております。読む読まないは読者様の自由でございますので、合わないようであれば読まないことを勧めます。配慮が足らず申し訳ないです (2019年12月7日 5時) (レス) id: ab96c8bf91 (このIDを非表示/違反報告)
鎖(プロフ) - にほんごで はなそ？さん» 素敵なご感想ありがとうございます！改行の方了解致しました。文と会話文、会話文同士の間を改行させていただきました。トップページにあるように本文を書くことに専念したいため、最小限に留めさせていただいております。配慮が足りず、申し訳ございません。 (2019年12月7日 5時) (レス) id: ab96c8bf91 (このIDを非表示/違反報告)
. - それが出来ないなら作者にならん方が良いです。今のところただ、ページに文章を詰めこんでるだけにしか見えませんよ？全然、物語が入ってこないです (2019年12月3日 9時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鎖 | 作成日時：2019年12月2日 4時
