【本編】我ら祖国の為に！！ (ページ7)

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第6話　外交官ハクロページ7

...やっと戻って来れたみたいだ。割と国同士は近かったな...
要塞前に居る兵士に顔パスで通してもらうと要塞内には物々しい慌ただしさに溢れていた。

さてと、これから会議室に向かわなければいけない訳だが...

そう思ったところでふとあることに気付いた。持って行った書類だけでは流石に情報が少ない...
とりあえず自室に戻って相手国についての書類を取りにいかなければ。
どんどん会議室にみんなが集まっているであろう頃に俺は急いで自室へと向かった。

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自室にて

束になっている書類の山から相手国についてが書かれている書類をごっそり取り出す
こう見るとまぁまぁの量があるな...まぁあって損はないだろう。

「そういえば...」

ふと気になり、殴られ、さらに蹴られた鳩尾の部位をみると少し擦りむいたのだろうか
少し血が滲んでおり、青くなっていた。まぁこの程度なら問題ないだろう。

外交で使っていた革の手袋からいつもの黒い薄手のて手袋に変え、急ぎ足で
会議室に向かうことにした。
多分収集がかけられてからかなりの時間がたっており
俺以外はみんな集まっているだろう為、かなり急いで会議室に向かった。

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この部屋から会議室まではほぼ端から端まで...これは絶対遅刻確定だな
そんなことを考えつつ小走りで廊下を進んでいる最中、インカムに連絡が入った

何かと思えば書記長のソビィーからで、内容は
『みんなもう集まってるからさっさと来い』
とのこと、やべぇ、めっちゃ急かされてる...やっちまったなぁ...

なんか適当な言い訳を頭の中で巡らせつつ
小走りで向かっていると会議室の前に着いた。閉まっている扉の前で息を整えて
ノックもせずにふっつーに入った。すると全員の視線がこちらに向いており
あーやべ、やっちまった...(再度)と思わざるを得ない状況
だが...

ハクロ「あ～、すまん、遅れた」

と言いヘラっとしておいた。
するとため息やらなんやら色んなものが聞こえてきた。
いや～、すまんすまん。