お遊びi ページ3
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『禰豆子ちゃん!次はあれであそぼ!』
そう言って血小板は積み木を指差す。
先程まで“ぱずる”をしていたのか、七色の残骸が足元に散らばっている。
それを見て、禰豆子は血小板の袖をクンっと引っ張った。
「ムーッムーッ!」
『……あ、お片付けまだだった!ごめんねえ、いっしょにやろ!』
「ムッ!」
完成形は虹になる“ぱずる”を一つ一つ片付けながら、血小板はある事に気づく。
『…?あれ?一つたりない!』
「ムー?」
そう、一つ足りないのだ。二人は探すが中々見つからない。
その時、玄関から高く明るい声が響いた。
「たっだいまー!」
『! おねえちゃん!』
長女赤血球が帰ってきた様子。
血小板は禰豆子と一緒に、テテテと玄関に向かった。
「お!ただいま!血小板、禰豆子ちゃん!」
『おかえり!あのねあのね、“ぱずる”の“ぴーす”が一つ見つからないの』
「ムー……」
ショボンと肩を落とす二人。
それを見て赤血球は、しゃがみ二人の目線に合わせた。
「大丈夫だよ!お姉ちゃんも一緒に探してあげる!」
『ほんとなの!?』
「ムーッ!」
ありがと!と血小板は赤血球の手を握り、先程の部屋へ戻る。禰豆子もニコニコ笑顔でもう片方の手を握った。
───
__
「___あ!これじゃない?二人とも!」
赤血球は二人に向かって手招きする。
二人がそれを見ると、確かに見つからなかった赤色の“ぴーす”だった。
『わあっ!ありがとおねえちゃん!』
「♪」
血小板は自分の手の中にある赤色の“ぴーす”を見る。
その色は、まるで___
『炭治朗おにいちゃんみたいだね!』
「! ムーッ! ♪」
炭治朗の眼のように赤く、暖かな色だった。
その時、丁度炭治朗の声が玄関先から響く。
「お邪魔します!禰豆子を迎えに来ました!
そ、それと血小板はいます…か?」
なぜかどもった炭治朗の言葉に小首を傾げつつ、血小板は禰豆子と赤血球と一緒に、出迎える為に玄関へ向かった。
『___おかえり!!』
*****
なんか、違う……。
すみません!こんなものでよろしいのでしょうか?
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雪華 - いらとやさん» とても良い話です! (2019年4月30日 7時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
いらとや - 雪華さん» 出来ました!こういう感じで良いのかな? (2019年4月29日 19時) (レス) id: 9aad1e7bf8 (このIDを非表示/違反報告)
いらとや - 雪華さん» 更新します!遅くなって、申し訳ございません! (2019年4月29日 19時) (レス) id: 9aad1e7bf8 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - いらとやさん» 良いですよ。 (2019年4月21日 18時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
いらとや - 本当にありがとうございます! 申し訳無いです。 (2019年4月21日 17時) (レス) id: 9aad1e7bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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