📌 ページ10
赤side
緑｢、っごめんなさい。｣
えっ、、、
今までの流れ的に付き合ってくれる雰囲気だった。
理解が全く追いつかないけど
神ちゃんは、目線を外して少し寂しげな顔を見せる
……こういう時ってどう声をかければ
でも俺はフラれたんやし、、
緑｢後を継いだらな……｣
しばしの沈黙。
待ち望んでいた答えはか細い声で、始まった
緑｢子供、作らないといけない、、
だから…大毅くんとはっ、
ごめんなさい。｣
最後だけしっかりした声もう1回 "ごめんなさい" 。やって
でもそういうことやねんな
継ぐって
しっかり継承せなあかん。
俺かて頭では……分かってたつもりやった、、
赤｢やっぱ真面目やな、、笑
ええんやで二の次の男でも｣
緑｢それはあかん。大毅くんに悪い｣
赤｢、んな悪くないよ｣
言いながら気づいた。
王様になってしまえばもう俺に対して恋愛感情を抱くことも、
簡単に会うことも、こんな距離でゆっくり喋れるのも……
今日が最後なんや
明日にはもうこの国から神ちゃんはいなくなる
俺はさっき言ったように一生神ちゃんを想い続ける…
緑｢なぁ、大毅くんまでそんな顔しないでっ、｣
気づいた時には目の前がぼやけていた
悔しかった。もっと前からちゃんと喋らなかったこと。
この思いを伝えようとしなかったこと。
そんな後悔が今になって涙に変わりかけてる
指摘された
神ちゃんに至っては泣いているくせに
赤｢神ちゃんの方が、泣いてるで、？｣
緑｢…やって、っ……大毅っ、くんが…、、｣
泣いてる肩を抱き寄せられたら、
どれだけええのか…
そんなことも出来ない俺は、情けない。
神ちゃんはしっかりし過ぎてるのに。
,
緑｢…大毅くんのさ服の上だったら俺、触れる？｣
落ち着いた頃に神ちゃんから突然の提案。
赤｢危ないかな
手は手袋越しでも絶対だめ。一瞬で死ぬ。
その他なら…
3秒くらいで良ければ、、触ってみる？｣
緑｢ん。｣
初めて神ちゃんから近寄ってきてくれる
足伸ばして座ってる俺の横で正座になってちょこんと座ってんのがなんか変で…でも可愛い
赤｢そんな顔されたらこっちまで緊張するわっ笑｣
……って誤魔化すように笑って
ゆっくり、神ちゃんを腕の中に閉じ込める。
神ちゃんの背中でにまで回した手は決して触れないように
自分の手首に噛ませた
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
影虎ちかげ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさん！今年もよろしくお願いします♡笑このお話、読みにくいから移行するのを躊躇っていたのでそう言って頂けてほんとに嬉しいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ぜひ2人のこれからの展開お楽しみください*´`コメントありがとうございました！ (2023年1月3日 22時) (
レス) id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 移行おめでとうございます、と、ありがとうございます！！あ、それと本年もよろしくお願い致します。笑 この素敵な作品がまだまだ読めると思うと嬉しくてニヤけてしまいます。これからも無理はなさらずちかげさんのペースで頑張って下さい♪ (2023年1月3日 9時) (レス) @page1 id: a52a01105d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2023年1月3日 4時
