📌 ページ5
緑side
さっきお上人様の、、見てしまった
死んだ……、？
大毅くんがやった、、？
頭では分かっていたはずなのに実際に見るのは違う
恐ろしい、逃げなきゃ、、
そんな感情
見つかってしまいそうな気がして来た廊下を走って逃げる
お願いっ、探しにこないで、、
大毅くんが見つけに来たのか廊下から聞こえた足音がだんだん大きく聞こえてきた
緑｢っ、、はぁっ、、はぁ、｣
自分の呼吸の音がだんだん大きくなっていく
昨日までは殺して欲しいって思ってたけど……
、っ怖いんや………おれ、、
隣の部屋の襖が開く音がする
あっ、、次やん……、
ス"ｯ
音を立てて勢いよく開く
目が合った
大毅くんや、、
緑｢……あ、……はぁっ、、こ、ないでっ、、！！｣
違うっ、、
こんなこと言いたいわけでは、、
大毅くんが、困ったように眉を下げた
赤｢……神ちゃんっ｣
緑｢やめっ、、｣
反射的に耳を塞いでしまい
その行動をした自分でさえも驚く
赤｢あ、安心してっ、！殺したりしないから、、な……？｣
あんなに怖かったのに
大好きな優しい声には耳を傾けてしまう
赤｢深呼吸、、大丈夫。｣
少しずつ目の前に近づいてきた
呼吸も整ってきてまっすぐと大毅くんの目を見れるまでになった
赤｢……久しぶり、元気やった、？｣
口を開いた大毅くんはそんな当て触りのない言葉をかけられた
緑｢、、元気…｣
赤｢そっ、か｣
ぎこちない会話
そして沈黙。
緑｢……｣
赤｢聞きたいこといっぱいあったのに、いざ会ったらこんな感じなんやぁー笑
カッコ悪くてごめんな｣
緑｢ううん、俺もそんな感じ。
……あのさ、、怒らないで聞いて欲しいんやけど、、｣
赤｢ん、なに答えても怖がらんといてな笑｣
緑｢大毅くんってさ、、なんで仕事のこと教えてくれなかった？｣
一瞬苦い顔をした
赤｢そんなこと……どうでもええやん｣
緑｢……ｯは、？｣
どう……でもいい、、？？？
用意していた考えをはるかに通り越す答え
赤｢それよりさ、久しぶりに会えたんだし……
俺、いっぱい行きたいとこあるからさ、一緒に行こうや！｣
ニッコニコの笑顔で言われる
大好き……だったはずの笑顔も今は、、
今は見たくなかった
,
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
影虎ちかげ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさん！今年もよろしくお願いします♡笑このお話、読みにくいから移行するのを躊躇っていたのでそう言って頂けてほんとに嬉しいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ぜひ2人のこれからの展開お楽しみください*´`コメントありがとうございました！ (2023年1月3日 22時) (
レス) id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 移行おめでとうございます、と、ありがとうございます！！あ、それと本年もよろしくお願い致します。笑 この素敵な作品がまだまだ読めると思うと嬉しくてニヤけてしまいます。これからも無理はなさらずちかげさんのペースで頑張って下さい♪ (2023年1月3日 9時) (レス) @page1 id: a52a01105d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2023年1月3日 4時
