俺らの3年間 小瀧・中間編 ページ15
桃side
桃｢もしかして……｣
黄｢望くんはシゲのことどこまで知ってる？｣
顔をしかめたのがバレてしまったらしい
目だけが冷たかった淳太さんの顔が真顔に変わる
桃｢殺しをしてること、、？｣
黄｢そうか………隠しててもお互い嫌やろうし、
実はな、俺も同類。｣
桃｢なん、、で｣
黄｢こんな仕事してるのかって？？｣
にこって笑う淳太さん。
その作り笑顔がとても大毅に似ていた
黄｢人を信じられなくなったから。｣
それだけぽつり。
黄｢安心してな、シゲは俺から一生逃げられない｣
笑っているのに悲しそうな顔
黄｢アイツらは皆おんなじや。
誰かを頼って、そしてなにかが自分のなかで崩れてったら
すぐに縁を切る。｣
桃｢そんなっ、、大毅は違うっ！｣
黄｢いや？同じや。｣
桃｢なんで………｣
黄｢でもな、それでもシゲはどっか違う。
どこかで解放してやらんと、、
矛盾してるのは分かってるで、｣
何言ってる……淳太さんは、、？？
黄｢望くん、辛かったな｣
側に来て頭を撫でられる
その顔はとても人殺しとは思えないほど儚い
桃｢……淳太さんも、｣
黄｢結珠に似てるな。やっぱ血の繋がりって不思議や。｣
桃｢…俺はっ！、淳太さんに仕事辞めて、楽になって欲しい。｣
今日会ったばかりやけど
俺の心からの願い。
黄｢母に似て優しいんやね……おじさんうれしいわ笑
でもな、
ごめんなこれ、、天職やから。
これ以外に出来ることもないしな〜｣
桃｢……っ｣
黄｢でも、分かった。可愛い甥っ子の為や
シゲは逃がしたる。｣
桃｢ほんま、？｣
黄｢その代わり………−−−｣
神ちゃん。約束守れたで
でも………ごめん。
変な人生歩んでまうかも。
,
黄side
こんなことはダメやって知ってる。
身内にこんなことするのは
でも、シゲの代わりを増やすしか無かった
それに、頭の良さそうな子やったから
この事をシゲにばらすこともないだろうし。
次の日。
シゲに、もう仕事辞めてもええよ
って伝えた
アイツは何も知らん顔で喜んでた
いい気味や。
自分の身代わりで望くんがこっちの仕事に入ったこと、
アイツには
自分の呪いと結珠からの呪いをかけ続けないとな。
姉さんを殺しといて幸せな未来を生きるとか、
そんなことさせない。
シスコンとかやないで、笑
俺は、ただ面白がって見てる観客
,
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影虎ちかげ(プロフ) - たまごんさん» たまごんさん！今年もよろしくお願いします♡笑このお話、読みにくいから移行するのを躊躇っていたのでそう言って頂けてほんとに嬉しいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝ぜひ2人のこれからの展開お楽しみください*´`コメントありがとうございました！ (2023年1月3日 22時) (
レス) id: 628df1da7a (このIDを非表示/違反報告)
たまごん(プロフ) - 移行おめでとうございます、と、ありがとうございます！！あ、それと本年もよろしくお願い致します。笑 この素敵な作品がまだまだ読めると思うと嬉しくてニヤけてしまいます。これからも無理はなさらずちかげさんのペースで頑張って下さい♪ (2023年1月3日 9時) (レス) @page1 id: a52a01105d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影虎ちかげ | 作成日時：2023年1月3日 4時
