ただ温もりに触れたいだけ。

️🔒 ページ19

赤side





出張4日目の朝。


もうだりぃだりぃ


1日目のこと、、

神ちゃんに心配のメールしたら、その瞬間気抜いちゃってたからいろいろあってスマホなくした……

ほんまびっくりした、さっきまで手元にあったスマホ無くなっててんもん笑笑


あぁ帰りたい〜……




／｢いつまで寝てんねん｣


あ〜うるさぁ〜
昨日、遅かったんやからもう少し寝せろや。


黄｢お前のせいでいっつも遅いんやから……｣


ぶつぶつ言ってんのは仕事仲間の淳太。

口うるさい唇。


黄｢あ〜いい報告持ってきたのに、
なんや、悪口考えてる顔して｣

赤｢ごめんごめん！！
淳太、どしたん？｣

淳太がニヤって顔を見せてから
ポッケに手を入れ見慣れたスマホが顔を出す


赤｢あ！俺の！！｣


黄｢友達おらへんお前にメール来てるで、｣


赤｢は？バカにすんなし、、
はい。どーせ公式さんからのメールに決まってるやん笑笑｣

また、スタンプ情報とかのメールやろ？笑
寂しい寂しい

ほんまに友達という友達おらんねんww


黄｢いや、"神ちゃん"……？おんな？｣

赤｢ちょっ！返せ！！｣

まさかの神ちゃんの名前に"取り返さなければ"とすばやく
ベットから体を起こす

黄｢お、お前！触ろうとしてくんなや！！
死やで、俺！！｣


赤｢じゃあかえせや！｣


黄｢なんやほんまにおんなか…｣


赤｢お、おちょくんなや……｣


しぶしぶ返してくれたスマホをちゃんと開くも、
トーク画面にはさっき淳太が読み上げた"神ちゃん"から


あいつ1回も俺にメール返したことなかったやん、、

え、急にどうしたん、、、

なんか変なものでも食べたん、、


出てく時も
そんな態度じゃなかったやん、、、


それに下にはにっこり笑ってる熊のスタンプ


嫌味か？嫌味……



いや、
分からん分からん。


もしそうならば帰ったらまた話してくれるつもりなのか…？

それとも、トーク画面だけにするつもり？



なになに？？分からん分からん！！


赤｢あ"あ"ぁぁぁぁぁぁ｣


黄｢うっさいわ！！
ほら仕事行くで！！｣


赤｢淳太！はよ終わらせよ！はよ帰るよ！！｣


もうなんでもええわ。
こんなん送れてるうちにはよ帰って独り占めしたい！




'俺は神ちゃんおらんくてさみしいよ。
はよ終わらせるからな〜






"

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