君を想う3------TH

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それからなかなか会えない日々が続いて今日はクリスマス
もちろんテヒョンも私も仕事で




仕事終わりに街を歩いてると周りのカップルを見て今まで感じたことがない寂しさに胸がキュッとなる




ここ数年は彼氏が居ないクリスマスばっかりだったのに
こんなに寂しく感じたことはなくて
私って寂しがり屋だったのかなーなんて考えて歩いてると携帯が震える



『もしもし』


TH『メリークリスマスA』


『ふふ、うん。笑』


TH『ちょっと、そこはメリークリスマスて返してよ！笑』



『日本人はそーゆーの恥ずかしいんだってば。笑』



TH『もぉーAらしいね笑。ねぇ......A泣いてたの？』


『え？』


TH『なんか声からそんな音がするよ』





言ってることはよく分からないけど優しいその声に何かが込み上げてきそうになるのを飲み込んで

『気のせいだよ！笑』

と明るく返事をした

TH『....来年のクリスマスは一緒に過ごせたらいいのになぁ』




『うん。そーだね...でもね、テヒョナ、どんな日だってテヒョナと会える日は特別な日なんだから、毎回クリスマスみたな感じだよ？』



TH『A...そういうとこほんと好きだよ？』



『うぇ？/////』


TH『今また林檎になってんの？笑、あ、もう行かなきゃ！また帰ったら連絡するね♪♪』




『あ、うん！またね！』



















不思議とテヒョンの声を聞くだけでさっきまでの寂しさが消えて心が暖かく満たされる




素敵なクリスマス

さっきとは景色も違って見えてきた



今日は特別な入浴剤でも入れてゆっくりお風呂に浸かろう



冷えた体を両手で包んで早足に家へ帰った

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