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#35 (リクエスト) ページ35











はじめ 「じゃ、どうぞ」









助手席のドアを開けてくれたはじめくん。









「いやいや!私が運転しますよ!」


はじめ 「えー、そんな女の子に運転なんてさせられま…」


「はじめくんは、パズドラに専念してください!笑」


はじめ 「いいんですかぁ?」









なんとかはじめくんを説得し、ハンドルを握って出発した。


はじめくんの場合、こういうスキマ時間にもパズドラやらないと目標達成できなくなって坊主になっちゃうし、笑



















黙々とパズドラをやっているはじめくんを乗せて、慎重に車を走らせる。









はじめ 「そういえば、昨日は大丈夫でした?」


「だいじょうぶ…って?」


はじめ 「だいちくんのお見舞い行ったみたいだからなんかされなかったかなーって」


「いやいや!そんな、なにもないですよ」









冗談とかじゃなくて、ちょっと真剣に聞いてくるから気が狂う。









はじめ 「男の人と2人っきりは危ないですからねー」


「男の人って言っても、畑メンバーですし笑」


はじめ 「いや、なんならそこら辺の男より畑メンバーの方が危ない、」


「え、どういうことですか?!笑」









スマホに目線を向けたまま話してるから、全然表情が読めなかった。









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作者名:向葵 | 作成日時:2018年8月18日 22時

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