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#31(リクエスト) ページ31











だいちぃ 「あ、そこ座って、」


「ありがとう」


だいちぃ 「なんかのむ?」


「いやいや、だいちくんこそ座って!」









熱があるのに、お茶を出そうとしたり部屋を片付け始める所がとてもだいちくんらしい…



















ソワソワしていただいちくんをどうにかベッドに寝かせ、キッチンを借りてお粥を作った。









「だいちくん、お粥作ったけど…食べられる?」


だいちぃ 「あ、ありがとう」









ゆっくりではあるけど口に運んでくれて、食欲はあるみたいで安心した。









だいちぃ 「来るなら言ってくれれば良かったのにー、」


「あ、そうだよね。ごめん…。心配しすぎてそこまで頭回らなかった…」


だいちぃ 「部屋だって汚いし、髪だってセットしてないし、」






不満そうな顔でノーセットの髪の毛を手で立てた。








「遅刻した朝とかノーセット姿見てますよ?笑」


だいちぃ 「でも、そのあとセットしてるでしょー」









文句を言いながらも食べ続け、完食してくれた。









「よかった、ちゃんと食べてくれて」


だいちぃ 「今まで食べたお粥の中で1番うまかった!」


「お粥なんてどれも同じ味でしょー?」


だいちぃ 「だって、愛情たくさん入れてくれたでしょ?」









入れてないとも言えず…









「入れた入れた笑」


だいちぃ 「ふふ笑」









洗い物をしながらでも、だいちくんが蕩けるような笑顔で笑っているのが想像出来た。









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作者名:向葵 | 作成日時:2018年8月18日 22時

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