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+夢+ ページ8
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廊下に響き渡る赤ちゃんの声
「この子の名はAにするわ…。」
優しく包み込んでくれていた母
一緒に笑っていた父
その隣で見ている”僕”
”僕”はいつも泣いていた
ガラララ
「___そろそろ帰るわよ…。」
誰だかわからない人が”僕”を連れていく
”僕”のママとパパは目の前にいるのに
この時の”僕”も泣いていた
__________________
-Aside-
ガバっと勢いよく目が覚める
不思議な夢をみていた
あれは私のママとパパ
それと
お兄ちゃん__?
あれは確かに赤ちゃんの時の私
私にはお兄ちゃんがいたの……??
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作者名:藻兜利 | 作成日時:2019年5月6日 21時