YCside ページ3
社長に呼ばれて
社長室へ入ると
ソファーの前の机には
2人の男女の写真
SM「お前たちの兄妹分だ。名前はTWINZ」
YH「男女の2人組って結構新しいスタイルですね」
SM「だろう？この2人は性格こそは正反対だがいいコンビを組めそうだと思わないか？」
目に入ったのは
女の子だった
YC「この子、聞いたことありますよ」
SM「そりゃそうだ。練習生で知らない奴はいない」
CM「確か、シャネル・A」
SM「あぁ。Aは正直もっと早くデビューさせたかったが歳が歳だったからな」
Aちゃんの写真を見ると
その写真はダンス練習の様子で
綺麗に汗を流しながら踊る彼女の姿が映っていた
SM「今もまだどこかにいるんじゃないか？」
JS「え、会ってみたい！」
YH「少し見に行ってみるか」
社長室を出て
しばらく探していると
使われていない練習室の小窓に
床に向かって何かを書いている男女
女の子はちょうど俺たちから顔が見える位置だった
後ろから日差しが当たって
綺麗な顔がより一層綺麗に見えた
JS「何見てるの・・・あ！！」
CM「あ」
JJ「あ」
YH「あ、ここか」
ドアを開けると
女の子が気づいた
顔があげられると
あの写真なんかよりも
ずっときれいな顔が俺を見た
男の子も振り向くと
驚いた顔をした
そのあと、話しているとわかったことは
Aちゃんは
心が冷え切っていること
喋り方はふんわりとしているけど
どこか冷たい目をしている
JU「ど、どうしよ・・・お、おおおおおおおお、俺」
「何をそんなに焦ってるの？」
JU「だって、憧れてた東方神起先輩が目の前にっ」
「あぁ・・・」
Aちゃんは納得したようで
リュックの中を見ると
何かを出した
JU「え？」
「いちごウユ。汗がすごいから水分とった方がいいよ」
JU「あ、ありがとう」
いちごウユって・・・笑
YH「何て呼ぼうか」
JU「なんでもどうぞ！！！」
「私は呼び捨てでいいです」
JJ「Aね、よろしく」
俺も名前を呼んで
手を差し出すと
握り返してくれた
高い身長とは違って
手は小さくて少し温かった
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蓮(プロフ) - りるさん» コメントありがとうございます！TT頑張ります！ (2017年9月12日 21時) (
レス) id: 372808488f (このIDを非表示/違反報告)
りる - 初めまして！素敵なお話ありがとーございます(*^^*)このお話、大好きです♪更新頑張ってください(#^.^#) (2017年9月12日 18時) (レス) id: 96787797b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蓮 | 作成日時：2017年9月5日 17時
