自分は、きっと前世でとてつもなく良いことをしたに違いない【第五人格】【すとぷり】 (ページ40)

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ころんくんの部屋につき、ベッドに寝かせるとドアをノックする音が聞こえた。

ﾅﾜｰﾌﾞ「おーい、ころん大丈夫かー？薬持ってきたぞー。入るぞー」

ｶﾞﾁｬ

ﾅﾜｰﾌﾞ「お、Aもいたのか。」

『うん、食堂の片付け終わった？』

ﾅﾜｰﾌﾞ「おう、今はまだ騒ぎたいやつらが酒飲んだりトランプとかでゲームしたりしてるけど、ある程度は片付け終わってるよ。」

『そっか。じゃあ、僕そろそろ寝ようかな。すごい疲れたし』

ﾅﾜｰﾌﾞ「まぁ、1日に2回もゲームしてたら疲れるだろ」

『うん、まぁね。二人ともおやすみ！！』

～

日の光が眩しい、とてもよく晴れた朝

『…うーん、散歩でもしようかな…』

静かにドアを開け、外にでる。

ｶﾞﾁｬ

エマの育てた花が並ぶ花壇、お茶会をするときに使うテーブルとイス、噴水の前に置かれてるベンチ、すべてが日の光を浴び、新しいもののように思えた。

エマの育てた花を見てると後ろから声がかけられた。

「あれ、Aじゃねぇか！なにしてんだ？」

『あ！おはよう！ウィリアム！早起きしたから散歩だよー！ウィリアムこそなにしてるの？』

ｳｨﾘｱﾑ「俺は朝練。よかったらお前も一緒にやるか？」

ジョギングにラジオ体操(といってもラジオはないけど…)、筋トレ(かなりハードな)などなど、朝からたくさん動いて汗をかいた。ウィリアムはいつもやってるんだとか。筋肉痛になりそう…

ｳｨﾘｱﾑ「いつもはナワーブと一緒に朝練してるんだけどたまにナワーブが寝坊して来ないときとか遅れて来るときがあんだよなぁ。」

ﾀｯﾀｯ「すまねぇ、ウィリアム！寝坊した！って、おはようA。どうしていんだ？」

『おはよう、ナワーブ！早起きして、散歩してたの！』

ﾅﾜｰﾌﾞ「そうか。ウィリアム、朝練もう終わっちまった？」

ｳｨﾘｱﾑ「いや、準備体操が終わったところ」

『え？あれが、準備体操…？』

ナワーブがきてからは準備体操(朝練だと思ってたら違ったやつ)よりも何倍もハードなことをしていた……解せぬ。
でも、二人とも楽しそうですごくキラキラしていた。…汗と朝日のせいもあるのだろうが、とても綺麗だった。

ｳｨﾘｱﾑ「ふぅー、朝練のあとの飯はうまいぜー！！な！A、ナワーブ！」

ﾅﾜｰﾌﾞ「『あぁ！／うん！』」

ｳｨﾘｱﾑ「また一緒に朝練しよーな！あ、今から三人でラグビーしようぜ！！」ﾆﾊﾟｯ

ラグビーは思っていた何倍もハードだった…

次の日、筋肉痛で動けなくなったのは言うまでもない…