自分は、きっと前世でとてつもなく良いことをしたに違いない【第五人格】【すとぷり】 (ページ26)

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ﾄﾝﾄﾝ『イソップ！いるー？』ﾄﾝﾄﾝ

ｲｿｯﾌﾟ「…誰ですか」ｶﾞﾁｬ

『僕だよー！ねぇ、お風呂あがったらマイクの芸を一緒に見ようよ！』

ｲｿｯﾌﾟ「人はどのくらい来ますか？」

『えっとー、僕とイライとナワーブとノートンとマイクの5人！』

ｲｿｯﾌﾟ「まぁ、いいでしょう。」

『ほんと！？よかった！今、何してたの？』

ｲｿｯﾌﾟ「棺桶とかの手入れです。何も面白いものはありませんよ。」

『へぇ、大変？』

ｲｿｯﾌﾟ「別に大変じゃないです。」

『へぇ、そういえばさ、イソップ社交恐怖なのに僕と普通にしゃべるよね、イライとかにもちょっとつっかえて喋るのに僕にはスラスラ喋ってる。』

ｲｿｯﾌﾟ「確かに、どうしてでしょう？生きてる人はみんな怖いのにあなただけは怖くない」

『もしかして、僕生きてる人って認識されてない！？』

ｲｿｯﾌﾟ「いえ、この荘園の誰よりも生きてる感じします。ここの人たちはどこか覇気がなくて生きている感じがあまりしないですし、うーん、どちらかと言うと動物的ななにかだと認識してる気がします。」

『えぇ！なんか、ひどくない？まぁ、そのおかげでイソップと仲良くできるならいっか！』

ｲｿｯﾌﾟ「そういう所が動物っぽいですね。」

『ええ！？どこらへんが？』

ｲｿｯﾌﾟ「単純な所とか、考えるより先に体が動いてそうなところとか。犬みたいです」

『そんなに言われると、ショックだなぁ』ｼｭﾝ

ｲｿｯﾌﾟ(その、無意識にシュンとする所もとても犬っぽいです)

ｲｿｯﾌﾟ「まぁ、そこがあなたらしくていいところなんですから。」

ﾊﾟｱｧ『ほんと！？』

ｲｿｯﾌﾟ「えぇ、そうです。」

ﾅﾜｰﾌﾞ「おーい、イソップ！風呂行こうぜ！あ、Aもいたんだな。話終わったか？」

『うん！イソップも一緒にマイクの芸見てくれるって！』

ﾅﾜｰﾌﾞ「よかったな！」

『今からお風呂？』

ｲﾗｲ「Aはまだ入らないのかい？」

『いや、そうしたいんだけど、自分の部屋がわかんなくて着替えが用意できないの。それに、イソップの部屋以外知らないから、聞きに行けなくて、イソップ知らなそうだし、困ってたの。』

ﾅﾜｰﾌﾞ「俺、知ってるぜ！こっちだぞ！」ﾀｯﾀｯ

『え、待ってｰ！』ﾀｯﾀｯ

ｲﾗｲ「…珍しいね、僕ら以外の人の誘いを受けるなんて、ましてやマイクくんの芸を見るなんて」

ｲｿｯﾌﾟ「…べ、別にたまたまです。」