自分は、きっと前世でとてつもなく良いことをしたに違いない【第五人格】【すとぷり】 (ページ25)

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占い師side

ほとんどの人が夕食を食べ終え、それぞれ各自で部屋に戻ったり、風呂に入りに行くなどして食堂に人がまばらになってきた。

『ねぇねぇ、イライ！ナワーブ！お風呂上がったら一緒にマイクの芸見ようよ！』

ﾅﾜｰﾌﾞ「おう、いいぜ」

ｲﾗｲ「僕もかまわないよ。」

『よかった！ノートンも一緒に見るって！僕、イソップ連れてくる！だいたい20時くらいにマイクの部屋に来てって！またね！』

言いたいことを言い終えると、Aは走って、食堂から出ていった。

今が、18時を少し過ぎたくらいだから、まだ充分に余裕な時間がある。

ﾅﾜｰﾌﾞ「なぁ、イソップも誘って風呂行こうぜ」

ｲﾗｲ「ああ、行こう。」

～

さとみside

夕飯を食べ終え、Aと別れたあと、俺達はもう一度、話し合うことにした。

ｻﾄﾐ「じゃあ、風呂入ったら俺の部屋に来て、話し合おう。」

ｺﾛﾝ「Aは話し合いに誘わないの？」

ｻﾄﾐ「もうちょっと、俺たちがこのことを把握してからのほうがいいだろ？」

ｺﾛﾝ「そっかぁ。」

ｴﾏ「あ！エミリー、いたなの～！」

ｴﾐﾘｰ「ありがとう、エマ。ねぇ、さとみくんたち、今日来た4人の歓迎会は明日するから。なるべく今日中に、みんなにあいさつしに行ってきてちょうだい。」

ｺﾛﾝ「でも、みんな部屋にもどっちゃったよ？」

ｴﾏ「そしたら、部屋に行けばいいの！」

ﾘｲﾇ「もしかして、ハンターにも？怖いよぅ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ｴﾏ「もちろんなの！ハンターはとっても優しいの！見た目は怖くても中身はいい人なの！怖いのは、ゲームのときと見た目だけなの！」

ﾘｲﾇ「うぅ、いきなり襲ってこない？」

ｴﾏ「うん！それは、ゲームのときだけなの！」
ﾅﾅﾓﾘ「まぁまぁ、莉犬くん。なにかあったらジェルくんを盾にして逃げればいいんだし。」

ﾘｲﾇ「そっか！」

ｼﾞｪﾙ「え？待って、俺の扱いひどない？」

ｴﾏ「まぁ、がんばれなの！」

ｴﾐﾘｰ「じゃあ、またね。」

そう言って二人は食堂から出ていった。

ﾅﾅﾓﾘ「じゃあ、あいさつしに行こうか！」

ﾙｩﾄ「でも、誰が誰の部屋かわかりませんね。」

ｺﾛﾝ「はじっこから順番に行けばいいじゃん」

ﾙｩﾄ「それもそうですね。」

ﾘｲﾇ「右と左どっちから行く？」

ｼﾞｪﾙ「左は扉とかが大きくなってていかにもハンターの部屋って感じやな。」

ｻﾄﾐ「最初は右から行くか。」