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傭兵side

まったく、何を考えているのだろうか。

ミチコ「もぅ!心配したんやからね!」

『…ごめんなさい。でも、』

マーサ「でもじゃないわよ!言い訳しない!」

ビクターとAが説教されて、もうかれこれ、20分がたった。
いちいちだってや、でもなどと幼い子供のように言い訳をするAに、みんなの圧のためか、社交恐怖のためか、ずっとうつむいて黙りこくっているビクター。反省のいろが見えないと、さっきからずっと同じことを何回も怒られてる。
Aは、どうしてそうも、相手を余計怒らせることをするのだろうか。おとなしく頷いていればいいものをわざわざ口答えするから、ひどくなるのに…

広間の真ん中で正座し、みんな(主に女)に鬼のような形相で囲まれ、二人とも、今にも泣きそうだ。というか、Aはもう涙目になっている。

早く、朝食が食べたいというのもあったが、二人が可哀想だったので、助けてやろうと口をひらく。

ナワーブ「まぁまぁ、みんな落ち着けよ。二人とも、反省してるみたいだし、Aが見つかったんだから、もういいだろ。早く、朝飯食おうぜ。」

エマ「それもそうなのね!早く朝ご飯食べましょうなの!」

すかさず、庭師も助っ人に入り、説教を終わらせるように促す。

エミリー「まぁ、そうね。待ってて、急いでご飯作るから。」

ミチコ「二人ともしっかり反省するんやで。」

ビクター「『…はい。』」

美智子たちがキッチンに朝飯を作りに行き、やっと解放されたと元気を取り戻して俺のところに駆け寄ってくるあたり、Aは単純だと思う。なんだか、生まれたばかりの子犬みたいだ。

『ナワーブ!ありがとう!ホンットに助かったよ!』

ナワーブ「別に、ただ朝飯が早く食いたかったから…礼を言われるほどのことはしてねぇから。」

『あ、もしかして、照れてる?ははっ、でもすごく助かったよ。ありがとう!』ニコッ

無意識にこうやって笑いかけてくるあたりがずるいと思う。これで落ちない男はほぼいないんじゃないかってくらいかわいい。

そんなことを考えているうちに、Aは、庭師のもとに行ってしまった。妹がいたら、こんな感じなのだろうか、と思いながら、昨日来たさとみところんを起こしに二人が寝てる部屋へと向かう。こんなにうるさくみんなが騒いでる中、呑気に寝てられるなんてすげーな。

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ハス狂信者 - なと@おれんじじゅーすさん» えぇ!?そんなことってあるんですか!?すごい偶然ですね… (2020年10月11日 21時) (レス) id: 8f10526719 (このIDを非表示/違反報告)
なと@おれんじじゅーす - やば!設定ほとんど一緒だ!…可愛くないけど(身長もそんなに高くない) (2020年9月22日 9時) (レス) id: 8c0aac2c04 (このIDを非表示/違反報告)
ハス狂信者 - 桜桜(るおう) 病み期さん» 大丈夫ですよ!勘違いは誰にでもあります!! (2020年8月23日 11時) (レス) id: 2c5dcce419 (このIDを非表示/違反報告)
ハス狂信者 - イヴさん» 最弱サバイバー莉犬くんと雑魚サバイバージェルくん(ボソッ (2020年8月23日 11時) (レス) id: 2c5dcce419 (このIDを非表示/違反報告)
桜桜(るおう) 病み期(プロフ) - イヴさん» そうなんですね!勘違いしてすみません! (2020年8月10日 6時) (レス) id: a56268c0e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ハス狂信者 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/iaiahastur/  
作成日時:2020年3月21日 23時

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