ツンが強すぎる萩原彼女の話【警察学校組】【名探偵コナン】 (ページ36)

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予告時間10分前、入口に集まった私たちはそれぞれ集まり話をしていた。

｢今の所オレたちに化けてるって可能性はないよな｣

｢あぁ、服装は変わっているが全員本人であると確認済みだ｣

真剣にキッドについて考える2人。コソコソ話してるし私と萩原も壁になっているから、阿笠博士や蘭ちゃん園子ちゃん達には聞こえてないはず

｢ところで班長と陣平ちゃんは？｣

『二課の中森警部に連れてかれてる。頭が切れるからね』

先程ここに着くなり中森警部に引っ張られ、機動隊の指揮をそれぞれとるらしい。出世したな…

｢ねーねー、今のところキッドはもう会場にいると思う？｣

そして足元の方から聞こえる声、聞きなれた江戸川少年の…

｢そうだね、時間的にいると考えるのがしぜ────｣

は、江戸川少年？(時差)

｢｢｢『いやなんでここいるの？！？！』｣｣｣

『しれっと会話に入ってきたなこのヤロー…』

｢あーもう今日色んな人に驚かされてる気がする、俺心臓持つかな？｣

｢キッドはみんな知ってるけど変装の名人だから、もう既にボクたち招待された人以外にも紛れ込んでる可能性はあるよね？｣

『充分にありえる、それこそ潜り込みやすい機動隊…』

｢重装備で顔が見えにくいから、紛れ込むにはピッタリだね｣

辺りにうじゃうじゃいる真っ黒な機動隊を、睨めつけるように見回した瞬間─────

ﾋﾞｨｨｰｰｯ、ﾋﾞｨｨｰｰｯ!!!

｢｢｢｢『─────ッ！！』｣｣｣｣

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