ツンが強すぎる萩原彼女の話【警察学校組】【名探偵コナン】 (ページ26)

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｢……なぁ、どう思う｣

『さぁ、見当はついてるけど』

萩原の車に乗り、信号灯に照らされながら2人で意図的に揃えられたとしか思えない3日間の強制休暇について考えていた。

『にしても急に休みだなんて言われても何したらいいかわかんない』

｢でた、仕事人間。そこまで仕事したいなら俺を癒すことを仕事にす

『職務放棄します』

即答と真顔が刺さるねッッ｣

突っ伏した萩原に事故られても困るので前を見るように頼む。それにしてもなかなかに強引な休みでビックリしているのは事実……まぁ予告状の件もあるし戦闘前休憩ってことでもいいか

『あ、スーパー寄って。どうせなら酒飲も』

｢言うと思った、いつものところでいい？｣

『うん、ついでにパン切れそうだから買い足して……あと卵も』

｢はいよー、ツマミは？｣

『……今日くらい買ってく？』

｢賛成、どうせなら休み満喫しよ！！｣

そして机に並べられた赤いワインと、いい色のローストビーフ。マッシュポテトに食欲そそる匂いを醸し出すソース。軽くワイングラスを掲げて乾杯の合図をする

『はー美味しい…休みもいいね』

｢そのままちょくちょく休み取るようになってくれれば良いんだけどなぁ…｣

なんか言ってるが私は知らん、事件が私を巻き込みに来るからしょうがない。

『萩原こそ有給溜まってたんでしょ、なんで使わなかったの？』

｢愛しい彼女が働いてる姿なるべく長く見たいから｣

『今すぐ警官やめてこい』

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