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萩原side
さて、ちなみにだが今は俺の昼休憩中にポアロに来たら愛しの彼女が居たというわけで。でもそんな彼女は綺麗なポニーテールを揺らしてついさっき帰ってしまった。
｢もう少し俺にデレてくれても…！！｣
｢せっかくの桐生刑事の非番くらい自由にさせてあげなよ｣
｢ヴッ、小学生のド正論が心に刺さる｣
コナンくんに真顔でそんなこと言われたら俺もう何も言えない。そんでもって前2人からの圧がすごい、怖いよ公安。
｢……ねぇ安室さん、緑川さん｣
｢どうしたんだい？｣
｢なーに？｣
｢ホントに桐生刑事って萩原隊員の彼女なの？｣
｢待ってそこまで疑われてる？？？確かにめっちゃ貶されるしツンツンしてるしはたから見たら嫌われ具合ヤバいけどちゃんと付き合ってるからね？？？｣
まさかそこまで疑われてるとは思ってなかったから物凄い勢いで口が回る回る。軽く酸欠でもなるんじゃねーの俺
｢萩原さん少し落ち着きましょう、ほらどーどー｣
｢安室さんそれ馬落ち着かせるやつ、ここ競馬場なの？｣
｢じゃあ、ひっひっふー｣
｢緑川さんラマーズ法やらないでここ病院じゃないから｣
｢コナンくんツッコミありがとう"う"う"｣
ボケ8割のツッコミ2割はさすがの俺でもキツイぜ！！！…とはいえコナンくんに言われたことは今までにも結構色んな人から言われてる。捜一のメンバーには特に……佐藤ちゃんに高木ちゃん、白鳥くんに目暮警部、あと最近千葉くん宮本ちゃん三池ちゃんにも言われたな…。あれ俺ほぼ全員に言われてない？
｢……でもデレる時はデレるんだよぁ｣
｢え"｣
｢心底想像ついてなさそうな顔だねコナンくん｣
｢安心して、オレらも実際この目で見るまでは信じれなかったから｣
｢2人とも桐生刑事のデレ見たことあるの？！｣
｢あぁ、その時の話してあげようか？｣
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作者名：はしゅら | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hassyu
作成日時：2023年12月30日 21時
