ツンが強すぎる萩原彼女の話【警察学校組】【名探偵コナン】 (ページ13)

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｢ねぇA｣

『んー？』

萩原が、私の髪を乾かしていたドライヤーを止め、手櫛で髪を梳かしながらおもむろに問いかけてきた。顔を向けずに返事だけすると、髪の間を通る手は肩に置かれて少し傾けられ視線が絡まる

ほんの一瞬、色っぽい瞳に息が詰まった1秒後

｢……胸大きくなった？｣

『神妙な空気出しといて何聞いてきてんのバカ』

間髪入れずに右アッパーかました。床にころがって呻いてるけど知らん

『今のがアバラに入ってたら、明日明後日お前は仕事が出来ない身体になってた』

｢ﾋｬｲ｣

『あとムード頑張って作ろうとしてんのバレバレすぎる』

｢う"｣

私は知ってる、シたいけど私の反応が微妙なときに萩原は少しえっちなコトを喋ってからその気にさせようとしてくる。でも

『明日仕事だからパス』

｢ですよねー…、拒絶されたらやめようと思ってた｣

『分かってんなら辞めな、股間が虚しくなるだけ』

｢Aってやっぱりえげつないほどのコトを堂々と言うよね｣

まぁそこも大好きなんだけど、と言いながらしれっとバックハグしてくんな。首筋の匂い嗅いでんじゃないよ、犬か？犬なのか？いや、

『駄犬だな』

｢何もわかんないけど貶されてることだけは分かった｣

少しの不満の意なのか、腰に巻かれた腕が僅かに締め付けた

┈ ┈ ┈ ┈ ┈♪

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