ツンが強すぎる萩原彼女の話【警察学校組】【名探偵コナン】 (ページ2)

今日:161 hit、昨日:122 hit、合計:35,396 hit

1 ページ2

'

珈琲香る店内、たまの非番に私は同期が潜入しているポアロに来ていた。だが予想外の人物もいた。

｢ねぇー、俺の事好きか嫌いk

『嫌い、ウザい』

日に日に辛辣さ増してるよねッ？！｣

いつものやり取りを交わす私と萩原……を見つめる6つの目。言わずもがな死神(江戸川少年)とトリプルフェイスと警視庁の公安です。なんで揃ってんの、そんでなんでコイツら以外人が居ないのか。

『見世物じゃないんだけど…散ってくれる？』

｢いつもに増して今日は随分とお口が悪いですね、きっと仕事で疲れてるんでしょう。なので萩原さんさっさと連れ帰りやがれ下さい｣

『人の事言えないねぇ、あむぴもさっさと寝やがれ下さいな？？？』

ピリッ、バチッ。化けの皮が剥がれかけてるあむぴとカウンターを挟んで火花が散った。よくそれで潜入捜査出来てんな？？？ハハッと嘲るように笑うとパチンと手を叩く音が聞こえた。音の出処はもちろん

｢はい、とりあえず終了ー。子供も見てる事だし｣

お察しの通り諸伏……違った、緑川。ハムだからか知らんけどやばい事巻き込まれて変装してこうなってるらしい。わーこえー(棒)

『……チッ、江戸川少年は最早新手の年齢詐称』

｢ハハ……。桐生刑事、ボクのこと未だに小学生って思ってないよね｣

『小学生は未だになんてそうそう使わないんだよ知ってた？？？辞書で小学生とはって引いておいでな』

時々子供らしからぬ顔とか口調で現場うろちょろしてんの知ってんだからね。国語辞典じゃなくて広辞苑がお似合いだよ、ランドセルに入れときな！！！って叫ぼうとした瞬間隣から大型犬(幻覚)が吠えてきた。

｢ねえ俺空気なんだけどッッ！！｣

『良かったね吸われて私の体内に入れることを喜べ』

｢喜べるけども！！｣

｢喜んじゃうんだ｣

｢キモイですね｣

｢ちょっと引いた、うんだいぶ引いた｣

｢ごめんなさいって揃いも揃ってそんな目で見ないで｣

'