sound 29 本当の夏休みが始まった音 1 ページ31
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「や、やっと着いた〜……！」
何だか海を見ながらバーベキューが出来そうな程、
凄い豪邸に来てしまったようだ。
でも確かにあんな蒸し暑く暗いバス内より、
こう言う解放感満載の海の方が断然最高だ。
まぁ先程までは本当に最悪だった。
バス移動とキドに言われただけでも大方ショックだが、
そのバスで相当長い時間揺られていたのだ。
気持ち悪くて仕方がない。←
そしてシンタローは、「バスは大丈夫だ！」、
と言う自信満々の宣言をしていた。
……疑っていたが、本当に大丈夫だった。
とまぁ此処に来るまでの数時間は本当に地獄だった。
……僕にとっての、だけど。
いやそんな事より……。
貴「此処……誰の豪邸……？」
ヒヨリ「え？私だけど」
ヒビヤ「嘘ぉっ！？」←
平然とした顔で「私の豪邸だ」なんて言われたら、
誰だって驚くしかない。
今目の前にあるのは、まるで何処かの国の城のような、
真っ白な壁の豪邸。
一言で言うと、本当にデカイ。←
キド「……す、凄いっ……！！！」
カノ「ｗｗき、キドの反応ｗｗブヘッｗｗ」←
アヤノ「修哉〜、笑い過ぎだよ〜？」
カノが笑い過ぎで少しウザかったが、
キドにギロッと睨まれ更に殴られていた。
と言うかそれよりアヤノが修哉と呼ぶのに驚いた。←
セト「お、俺ら此処で……！？」
マリー「そうだよ！♪でも本当に大きいね〜……」
先程の3人とは大違いの穏やかさを見せてくれた。←
何だか見ていると本当に心が和む気がする。
シン「本当デカイな……迷いそう……」
遥「僕もだよ〜……あれ？エネちゃんは？」
貴音「っ！ま、また充電切れるからじゃない？」
何が迷いそうだ、だ秀才め。←
いやそれよりエネ――貴音が大変な事になっている。
モモ「ヒヨリちゃん凄いね〜……」
ヒヨリ「いやいやそんな事ないない……///
ま、と、とりあえず皆付いて来て」
それぞれ言いたい放題になっていたが、
ヒヨリが一言言うとぞろぞろと再び動き出した皆。
貴「まぁ、これから楽しく過ごしますかっ」
何だか既に修学旅行に来たような雰囲気で2列に並び、
その列の最後尾に居た僕は、微笑みながら呟いた。
あぁでもこれからか……っていやそうじゃない。
2列で並んでいれば偶数の人数だし、余る訳はない。
が、何故か僕1人が余ってしまっている。
と言う事は、誰かが居ない……？
……ヒビヤが居ない。←
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貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨(プロフ) - 黒神龍さん» や、焼き土下座！？（笑 とにかくありがとうございます！！更新難しくなりますが…頑張ります！！ (2015年9月9日 16時) (
レス) id: 5dc01a6eeb (このIDを非表示/違反報告)
黒神龍(プロフ) - 面白いです！！焼き土下座待機して待ってますねー！ (2015年9月9日 0時) (レス) id: 72f7c484df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貴遥＠カゲプロ、しゃちょー厨 | 作成日時：2015年5月22日 15時
